「たろうさま」の頂上には龍神を祀った神社の本殿がある。
願えば何でもかなえてくれるという噂だが、そこへ行く道らしい道は無い。
我欲が強い物は龍神にたたられるのだと言うから
奥へ入ろうという者はほとんどいない。
その日。珍しく、身なりの少しば
かりいい武士の子が二人、下社より奥へ入っていった……。
この作品は作者個人サイト「お姫様倶楽部Petit」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 09:44:51
13596文字
会話率:39%
大山津見の娘、岩長姫のもとに妹の木花之佐久夜姫がやって来た。
佐久夜は天孫ニニギに一目惚れされ結婚を申し込まれたという。
しかし、どういう訳か岩長姫も嫁ぐように言われたのだが……。
この物語は古事記にあるニニギの結婚の話を岩長姫視点で
書いたものです。
ブスな神として登場する岩長姫ですが、本当にブスなのか? 超絶美人な妹がいるのに?
という疑問から産まれた物語です。
あくまで作者個人の岩長姫像であります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 22:01:08
3760文字
会話率:36%