とある世界の『夜と記述』を司る神『アメノセイ』はぼっちであった。
兄弟とも友とも言える同僚の神たちは皆眠りにつき、ただ一人天上界で式神の『ハコ』と共に世界の管理の仕事を行っていた。
そんなある日、アメノセイは部下のハコに向かってこう言った。
「ボク、友達を作ろうと思うんだ!」
ぼっちな神様アメノセイは果たして友達を作ることが出来るのか?!
ⅡⅤクリエイターアワードという新人発掘プロジェクトの小説部門に投稿した作品です。
テーマとしては、Vtuber『アメノセイ』の過去の物語を想像して書こう、と言った趣旨の賞でした。
しかし!残念ながら!!惜しくも!!!あともうちょっとのところで!!!!
落選してしまったので、アメノセイくんちゃんさんの宣伝の意味もかねてこちらに投稿させていただきます。
『アメノセイ』って誰って方は今すぐ公式サイトをチェックだぁ!
https://twofive-iiv.jp/creators/amenosei/
一応投稿したⅡⅤ事務所の方に聞いてみたところ、どこでも好きなところで投稿していい、とのことだったので権利関係は大丈夫です。
完結済みですが、ちょっと手直ししながらの投稿になりますので、一日2、3話ぐらいのペースで投稿になります。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-30 01:08:59
151752文字
会話率:32%
文学フリマ短編小説賞投稿作品。
Twitterの診断ツールで、『孤独な犬が主人公の学園ドラマ(エロエロ雰囲気も入れて)ならヒット間違いなし!』と診断されました。信じていいのでしょうか?
実は――犬は人間の言葉を理解し、人間の言葉を正確に書
ける。そのことは、昔は誰も知らなかったが、今ではもう一般常識となっている。某リンゴ社がそこまで予見していたかはわからないが、iPadによって、犬と人間の関係性は歴史的転機を迎えた。
従来、犬が人間から求められたものは、ペットとしての癒しや、介助犬や警察犬や麻薬探知犬などの特殊技能だったが、iPadを通じて、犬はそれよりはるかに多種多様な役割を果たすようになっている。
キラキラゆとりな高校二年生の女の子、魅伊沙(ミイシャ)と飼い犬であるボクの夏休み一日目。勉強もせず、やる気のかけらも見えず寝転がっている魅伊沙から、飼い犬はある「先に片付けなくてはいけない」問題のソリューション・マネジメントを頼まれた。
もしも飼い犬がマネジメントを学んだら。そんな新世紀にワクワクする近未来青春コメディ。
結構サクッと読めちゃいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-30 11:02:33
26470文字
会話率:36%