描いた絵が実体化して動き出す金色のペン。
いつの間にかそれを手に入れた女の子。
学校にもあまり行かないその女の子は、
金色のペンを使って、もう一人の自分を描いた。
絵の中の自分は動き出し、自分の代わりに外に行くようになった。
他人との関わ
りを絶ち、一人を満喫する女の子だったが、
絵の中の女の子には、密かな計画があった。
女の子は自分に入れ替わられ、絵の世界に閉じ込められてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 21:57:56
4419文字
会話率:17%
3⃣の流れをくむ物語。夏見家と八雲家、関東の御厨が紹介されていく。栄華と夏見、乙女と八雲を中心に、人間や社会の愛情、優しさ、思いやりを描く物語。
多岐家から譲り受けた桜ヶ丘で、横浜の生活が始まる夏見と栄華。新設された桜ヶ丘神明宮づけの桜ヶ丘
御師としての活躍。横浜や足利、東京の関東圏の時間物語である。
第一話は葛西御厨と夏見の古巣、船橋御厨のお家事情。御厨の運命も左右する、現代の許婚を振り切って、好きな人と一緒になれるのか? FMパーソナリティの美和と幼なじみの意富吏を夏見と栄華が助けるお話。
第二話は「みくまりの老木」が持つ不思議な力を伝承させるための託宣が送られてくる。もと船橋御厨の夏見の知識が八雲と乙女を救う。夏見、栄華、そして体を張ったみずほ、歌恋、富久の活躍で、無事に乙女の結婚式を成功させるお話。
第三話は御厨同士を繋ぐ秘密の連絡通路の話。そのゲートキーパーとしての相馬御厨御師の謎と向き合う彼ら。その背後には破魔矢と銅鏡というアイテムを使う香澄流家の役目があった。飯倉御厨から相馬と三毳に続く隧道、そして「時の翁」の提案と季節の扉がこの物語の最後の結末を教える。つまり古えから伝わる桜の物語伝説を教えてくれる。
第四話は外伝。少し記憶を戻しての箸休め的な物語。栄華の青春時代が蘇る。
第五話と第六話では時魔女の活動や時の翁の密かな計画が明らかにされていく。それはやがて刻時鍛冶を通して、熱田や伊勢へと繋がる物語。時の狭間での「時の迷い人」という被害者の救済と、「パラドクス」の阻止を使命と考えて時神への畏敬の念と慮る理念。この二つの相違点が葛藤となり、時の翁と暦人の思惑を対峙させる。そこに時魔女や付喪神、眷属、そして刻時鍛人の活躍によって5⃣のフィナーレとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 05:00:00
111596文字
会話率:35%
主人公の駿は、幼少期から小児がんで小中は病院で過ごす
闘病の末中学三年の秋に退院し、フリースクールを経て地元の公立高校へ。ただし高校3年生の冬に再発してしまい、病院での生活へ逆戻りとなる。高校は卒業するが大学は進学できないまま病床で過ごす日
々。
日々お見舞いにくる彼女のむうこや友人の圭太とおしゃべりし緩やかな日々を送るも、日に日に弱る身体に対し自覚があり、自分がこの先長くないことを悟っている。
先がなく人生の終焉を迎えようとしている駿に対し、駿の恋人であり天才学者であるむうこは密かな計画をたてていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 21:23:56
62821文字
会話率:25%
退屈を紛らわせようとテレビを眺めている女がインターホンにより呼び出される。玄関に立っている男は正体も明かさず、金の入った封筒を手渡して家の中を物色する。
後日、郵便受けに一冊の本が入っていた。そこに書かれていたのは住んでいる家と、私の密かな
計画だった。余計な事をしてしまったと後悔する女へと、二人組の刑事が訪ねて来た。 そんな話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 12:15:24
2070文字
会話率:15%
主人公は、男子に選ばれる存在になるのが嫌で、同級生と結託して静かな反乱を起こした。成功するかに見えたが、一人の裏切り者のせいで、とん挫する。主人公は、プランを捨てて、自分のしたい様に生きることを決めた。
最終更新:2018-06-16 22:39:37
1906文字
会話率:25%
少女は孤独だった。
歌という支配を歌い続け、そして、心の中に罪を抱く。
密かな計画。
その的となった場所で、少女。
スクイ・レイナは奇跡ともいえる少年と出会う。
そして、二人のESCAPEが今、始まる。
最終更新:2012-12-12 20:13:26
2295文字
会話率:19%