女子高校生アキラが転校したのは桜中央学園高等学校。
しかしその学園では教師の不審死事件が起こったばかりだった。
学園に伝わる不思議な言い伝えによると、邪霊を呼び起す儀式がはじまってしまったという。
そして、儀式の生贄に選ばれた学生を救えるの
は、転校生であるアキラだけ。
繰り返される儀式の目的は?
そして、七十年前に邪霊を封印した初代『転校生』とは?
オカルト×ホラー×恋愛要素を含む学園ダークファンタジー。学園伝奇ジュブナイル風を目指しています。
※幽霊が出るため、保険としてレイティング指定しています。
アルファポリス、カクヨム、ノベルアッププラスにも掲載。
旧題:呪縛のジオグリフ
以前公開していたものを改題、改稿しました。
表紙イラストをTwitterにて掲載。
(C)三沢ひらく2018 - 2020 All Rights Reserved折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 13:59:44
143015文字
会話率:43%
古宮明人は、心身ともにいたって健康な高校生――しかし余命はあと6日。
◇ ◇ ◇
ある冬の晩、奇妙な楽園の夢を見た明人の手のひらに、【6】と不気味な数字が張りついた。普通の人間には見えず、洗っても消えないその数字は、なんと余命の日数
を示すカウントダウンであるという。
明人が助かるためには、己を捕囚した【夢】の楽園を破壊するしかない。
夢から現実に飛びだしてきた自称『古代の神』からそう聞かされた明人は、半信半疑ながらも彼とともに楽園の悪意へと挑み始める。
6日過ぎた日の朝を、生きてむかえるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-14 20:56:48
301830文字
会話率:31%