夏の暑い日、幼馴染が怪談を持って押し掛けた。
駅に不思議な店があるらしい。
その店には、どんなものでも売ってるらしい。
ある客は一年前になくしたスマートフォンを買った。写真もアドレスも当時の何もかもが戻ってきたそうだ。
ある客は
浮気した恋人の心を買った。他の人間には目もくれなくなった恋人と仲睦まじく添い遂げたそうだ。
ある客は失明した子どもの眼球を買った。子どもはなんでもよく見えるようになったそうだ。
見目麗しき幼馴染と、つきあわされる俺の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 00:15:36
20830文字
会話率:35%
昭和末期、魔法の木エニシダに囲まれた保育園に通う但馬 慧 の年長の1年間。
自然の中でのびのびと保育をしてくれる理想の園だったが、突如,保育園を統廃合しようとする動きが出てきた。
慧の母 但馬ゆきは、3人の子の子育てをしながら、園の存
続に奮闘する。
ママ友たちとの交流の中で現代にも通じる仕事を持つ女性や虐待の問題などが浮かび上がってくるが、そんな中、慧は、次々と不思議な出来事に遭遇し成長していく。
幼児期の子供との日常。それは かけがえのない宝石のような日々。
今、子育て真っ最中、追われるような日々を送っている忙しい現役ママたちと
白血病で若くしてなくなってしまった友人(小説の中では 高田さん)に捧げます。
「カクヨム」「エブリスタ」 サイトにも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-28 12:00:00
132367文字
会話率:29%