「ノーラン、お昼を食べに行きましょう!」
午前中の授業の終了の鐘の音と共に、今日も今日とて幼馴染みのレイラが、隣の女子クラスからこの男子クラスへとランチを誘いにやって来た。
週に一度はチェンジするご令嬢を引き連れて。
どうやらレイ
ラはランチの席は顔合わせの場だと思っているらしい。
レイラを好きなノーランはそのランチの時間が苦痛で、なんとか逃げ出そうとするのだが、なかなか上手くいかない……
好き合っているのに、上手く気持ちが伝わらない幼馴染みの二人が、友人達の協力でようやく結ばれるという話。
嫌な人物も出てきますが、微ざまぁ専門なので、大したざまぁはありません。
名前を覚えるのが苦手なのですが、前作で名前がある方がいいというご意見の方が多かったので、今回は名前をつけてみましたが、短い名前なのに書いていてよく間違えていました。
見直しはしていますが、なかなか直りません。間違いがあったらすみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 18:05:33
50403文字
会話率:21%
卒業パーティーで王太子が言い出した婚約破棄は、中途半端なところで途切れた。黙り込む当事者たち。会場を流れる沈黙。番を迎えに来た竜の会場襲来。結局婚約破棄は未遂で終わるが、だいたいハッピーエンドならそれでいいのでは?
最終更新:2021-06-16 17:19:12
2316文字
会話率:28%
貴族や金持ちにとって金を使うことは市場を回す上での義務のようなもの。
しかし王国中が貧困に喘ぐ中で度を越えた贅沢を続ける公爵家を断罪しようと五人の少年少女が立ち上がる!
……だが、その贅沢には理由があった。
最終更新:2020-12-28 13:34:53
2432文字
会話率:35%
平民の身でありながら王子を誘惑した少女は、国を混乱させた罪によって国外追放の刑を課せられた。死を免れたのは王の慈悲だと噂されている。
だが、裁定に納得していない者がひとり。本当に少女が全て悪いのか? 他に罪を問われるべき者はいないのか?
疑
問を晴らすべく、「彼」はとある人物のもとを訪ねる――
そんな、婚約破棄未遂事件の後日談。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-13 07:33:31
10323文字
会話率:0%
「ユレフィア、話がある」
言い渡される婚約破棄。
「私、王子のことはこれでも愛していますのよ」
「あ、愛しているならどうしてこんなことを!!」
少女の言葉。男の戸惑い。
「濡れ衣!!」
叫びに、答える声はなく。
最終更新:2015-06-13 21:38:56
1734文字
会話率:52%