不慮の死を遂げた姉、ミリアを甦らすために冥府の皇女と契約を交わした少年メルト。
10年後、当代最高のネクロマンサーと呼ばれるようになったメルトは禁術を用いて姉を甦らせようとするが、不完全な術式によりミリアはアンデッドとして甦ってしまった。
「姉さん、ごめん、俺のせいでアンデッドに……」
「お姉ちゃん、アンデッドになっちゃいましたか! 食費がかからなくて経済的ですね!」
「気にすることそこ!?」
姉のために死霊術を極めたシスコン弟と、アンデッドだけど明るくド天然なブラコン姉がアホなことをしたりいちゃいちゃしながら旅をするお話です。
後味の悪い鬱展開や無駄シリアスはありません。よろしければお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-06 18:35:37
8443文字
会話率:52%
異世界に迷い込んだガチのブラコンシスコン姉弟がロリエルフさん(168歳)に拾われ、ボケたりツッコんだりしつつイチャイチャしながら過ごしていく、ひたすら明るい物語です。
勇者召喚も世界の危機も主人公の隠された出生の秘密もありません。
姉弟が異
世界で『とんかつが食べたいからオーク狩りにいき』『強い魔物に出会ったらバーカバーカ!といいながら全力ダッシュで逃げ』『街でパフェをあーんで食べさせあったり』『なぜか皆でドロケーしたり』する、そんな感じのなんちゃってファンタジーです。
いちゃいちゃとアホ会話メインのコメディ調で進み、後味の悪い鬱展開や無駄シリアスはありません。
よろしければお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-06 18:35:10
584590文字
会話率:48%
娘のアリッサ・スルーに丸投げして事実上の託児所になる前、国家的英雄ヴォーン・スルーが(何もしない)道場主だった頃の「逃げ足道場」は無職ニート、もとい武芸者達の楽園だった。
道場経営に多大な貢献をした老武芸者曰く、
「ここは武芸に夢を見る
者達の現実逃避の場じゃよ」
「しかし、ただの現実逃避の場ではない」
「どの様に使うかは、自分で決めればいい」
「一番大切なのは、自分で考えて選択し、それに邁進する事じゃ」
そんな夢の様な約二十年間のハートフルな物語。
もしくは、そんな問題のある大人達の中で育ってしまったアリッサの成長記録。
※本編「逃げ足道場 ~私を面倒事に巻き込まないでください~」の前日譚に当たりますが、本編を読んでいなくても大丈夫です。
※※「逃げ足道場」はフィクションです。太極拳、八極拳、ムエタイ、カラリパヤット、空手、柔道、ブラジリアン柔術、システマ、合気道、剣道、フェンシング、スポーツチャンバラ、パルクールなどとは一切関係ありません(震え声)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-12 19:09:19
596296文字
会話率:45%