カメリアム・シンヘズイ公爵令嬢は、継母と義姉に自由を奪われ、約5年間クローゼットの中に監禁されていた。
カメリアムは亡くなったはずの両親に勇気づけられ、毎年誕生日に姿を見せる婚約者であり第二王子のノルドレッド・ワンダルフォンに助けを求め無
事に救出される。
王城で目覚めた彼女の耳元で囁くのは、妖艶な女性の声。「稀代の悪女キャロリエンヌ」と名乗った彼女は、「自分が亡霊であること」「カメリアムが闇の魔力を持ち、死者の声を聞く力を持つこと」「復讐をするつもりなら手伝う」と持ち掛ける。カメリアムは姿の見えない亡霊と協力し、自らを虐げた人間と第二王子への復讐──そして二度と虐げられないよう、生前稀代の悪女として名を馳せた彼女のような悪女になると誓った。
だが、第二王子はカメリアムを束縛・溺愛し、カメリアムが他の男を誑かすのをよしとしない。女好きの第一王子、オークのハーフで迫害されている第三王子、ドMな警備隊長に愛されながら。カメリアムは踏みつけられるドアマットとしてではなく、悪女として輝けるのだろうか?
*
☆完結保障
☆際どい言動・前半軽い暴行シーン・微ざまあが2回あるためR15(保険)
☆逆ハー要素は軽度。主人公は最終的に一人の男性と相思相愛になります。
☆軽い女王様プレイ(背中を踏む等)あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 21:00:00
114901文字
会話率:54%
出来るのはチュウと上半身へのお触りのみだが、その分リーズナブルな店として有名な、街の名物風俗店・『乳揉み酒場』。
主人公・ハナヤカは、そんな風俗店で勤務する、二十歳の女性である。
彼女は生まれは地球だが、神隠しに遭い、ファンタジー世界へと
飛ばされた過去を持っている。
余りにも唐突な理不尽に遭っても、彼女は落ち込まなかった。生まれ持った要領の良さと肝っ玉のでかさで、見知らぬ世界でも立派に生き抜いていたのだ。
「男なんてのは、脳と筋肉の付いた棒だよ」と豪語する男勝りな彼女は、今日も今日とて元気に男の前でよがって魅せて(もちろん演技だ)、金を絞り取るのだった。
しかし、ある日の事、彼女が店に出勤すると、店長が殺されていた。
「いや、いきなり死ぬなよ」
女王様プレイなどしたこともないが、死体に鞭を打ってしまったハナヤカ。そんな彼女に、死体の第一発見者として、殺人の容疑がかけられる。
ファンタジー世界では、科学捜査も何もなく、疑いは晴れぬまま、断罪の準備だけが進められて行く。
ハナヤカは、友達と思っていた同僚達からすら疑われる。孤立無援の中、追い詰められながらも、彼女は一人奮闘する。
しかし捜査は難航を極め、ついにハナヤカも諦めかけていた。しかしその時、ハナヤカは思わぬ救援を受ける。覇気を取り戻したハナヤカは捜査を続け、やがて真相に辿りつくのだが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-31 17:08:15
55225文字
会話率:25%
罪悪的で、背徳的で、それゆえに、どこまでも熱い関係性、そんな二人の交流・接触
最終更新:2015-11-01 23:56:10
3796文字
会話率:54%