美貌の伯爵令嬢ヴィヴィアン・バートリーは齢8歳の時に、愛する母の死の瞬間を目撃した。それは父の裏切りに精神を病んだ母の壮絶な服毒自殺だった。それ以来、ヴィヴィアンは父に復讐することだけを胸に生きて来た。彼女がその復讐のための結婚相手に選んだ
のは、彼女よりも4歳も年少の天使のような容姿と素直な性格を持つ少年クリストファー・クロイツだった。ヴィヴィアンの思惑を知らず、純粋な愛情をヴィヴィアンに捧げるクリストファー少年。ヴィヴィアンに影のように付き従う、口数の少ない侍女シェルナ。欲望と計略が渦巻く愛憎劇。最後に笑うのは誰か?登場人物全員悪人、究極の状況に置かれた時、人は己の本性を知る―――。
※かなりドロドロの重たいストーリーです。ヒーロー、ヒロインは清廉潔白な、正義の味方じゃないと嫌、という方はご注意下さい。
※進行の都合上、話の途中に女主人公、男主人公の視点両方入ることがあります。読みづらい表現になるかもしれませんが、ご容赦下さい。
※一部、ストーリーの都合上、性的な表現や残酷な流血の表現が登場する場面があります。苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 13:23:11
180870文字
会話率:34%
難病を克服した彼女がたどり着いたのは、乙女ゲームの世界だった。
最終更新:2019-03-18 12:03:18
5790文字
会話率:21%