上谷香月は憧れの生徒会の一員となったものの、同級生の神谷玲奈との折り合いが悪く、三ヶ月で彼女と共に生徒会を追い出される。
生徒会復帰の為に香月の提案したどちらが生徒会を辞めるかを決する「先にデレた方が負け」という勝負。
それはなんと
二人で非常に恥ずかしいことをするという罰ゲームのようなものだった――!?
「お前なんかこっちから願い下げだ!」
「ふんっ、荷物纏めて出てくのはあんたの方よ!」
(ああああっ! なんだこいつ可愛すぎだろ……語彙力死んだぁぁっ!)
(やっぱり、嘘嘘! 気づきなさいよ、バガバカバカっ……)
これは天邪鬼な二人が互いにキュン死しながら、素直になるまでの青臭〜いお話。
※カクヨム様にて同時連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-09 22:00:00
86269文字
会話率:53%
「両思いの気持ち、教えて。」
そんなふとした疑問から始まった"偽物ごっこ"。
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「人は信じない。裏切られるから。」
天邪鬼で人見知りだがお話を書くのが得意な色葉(いろは)は、ネットサイトにお話を上
げるくらい小説が好き。
これまでに読んだ本は千冊はくだらない。
でも、色葉は高校二年生で大きな壁にぶち当たった。
そう。
"両思いの気持ちが、分からない"
そんな疑問を解消させてあげるべく、親友の雛乃(ひなの)と涼(りょう)は【カレカノごっこ】を提案する。
だが、そのお相手は学年でも人気トップ。でも実は二重人格の幼馴染・玲樹(れいき)。
色葉は少し気がかりな様子。
でも、二人の【ニセモノごっこ】は順調に進み、二月の大イベント・バレンタインディが近づいてくる。もちろん、"情報収集"のためにチョコを作る色葉だけれど、そんな色葉の前に玲樹の『彼女』が現れて……………
木枯らしの吹く寒い冬。
心の氷を溶かすのは…………ダレ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-27 23:54:31
13201文字
会話率:44%