王都の教会にラポワリー侯爵家の双子の姉妹が両親と共に訪れた。
十二歳になった者が全員受けなくてはいけない神託の儀式のためだ。
儀式を受けると平民でも特殊能力であるスキルを授かることもあるし、貴族なら神の加護を授かることもある。
美しいと評判
の妹フルールが授かったのは女神の加護。
喜んだ両親はフルールだけを連れて帰ってしまう。
残された姉のフェリシーは戸惑いながらも、両親からの愛をあきらめていた。
「ハズレ姫は意外と愛されている?〈上〉 ~前世は孤独な魔女でしたが、二度目の人生はちょっと周りが過保護なようです~」KADOKAWA電撃の新文芸
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発売中です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 06:00:00
151086文字
会話率:33%
私はラバジェ伯爵家のソフィ。婚約者はクランシー・ブリス侯爵子息だ。彼はとても優しいが、その優しさが向けられているのは私ではない。それは私の従姉妹のココに向けられているのよ。
私には従姉妹のココ・バークレー男爵令嬢がいるのだけれど、病弱
な彼女を必ずクランシー様は夜会でエスコートする。それを私の家族も当然のように考えていた。私はパーティ会場で心ない噂話の餌食になる。それは愛し合う二人を私が邪魔しているというような話だったり、私に落ち度があってクランシー様から大事にされていないのではないか、という憶測だったり。
私の家族は常にココを優先してきた。私の誕生日に必ず体調を崩すココのせいで、楽しいお誕生日会は一度も経験したことがない。それは今回も同じで、さらには両親からもらったエメラルドのネックレスとピアスもココのしているブレスレットと無理矢理交換させらえた。これも今回が初めてではなくて、いつものことだった。
抗議の声をあげると、逆に私がお説教をされる羽目になった。自分の居場所がラバジェ伯爵家にはないと感じた私は死のうとするけれど・・・・・・
これは家族にも婚約者にも愛されなかったヒロインが、自らの意思で成功を勝ち取る物語です。唯一味方になってくれそうな一度しか会ったことのない伯母様に、「私に投資をしてください」ともちかけたヒロインの逆転劇。
※貴族のいる異世界。歴史的配慮はないですし、いろいろご都合主義です。
※途中タグの追加や削除もありえます。ご都合主義です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 01:16:30
140953文字
会話率:32%
自分への戒めの詩ですね。誰かを傷つけるつもりはありません。
最終更新:2022-03-17 19:58:14
296文字
会話率:0%
自分にあるものとないもの、どちらも大事ですか?
最終更新:2019-10-26 12:36:03
251文字
会話率:0%
普通って大事ですか?
皆と一緒だと安心しますか?
好きなものを、好きって言ってますか?
最近人を愛していますか?
最近怒ったりしませんでしたか?
色々な悩みを抱えたマイノリティ達は、それでも呼吸して、脈を打ち、仕事をして、時に涙を流しなが
ら必死に生きている。
いつの日か、大声あげて自分を表現できる日を待ち望みながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-27 21:23:08
17031文字
会話率:34%