俺はお前達と出会う前、作家になる夢を諦めた。
今の世界では余りに不利で、今の俺では余りに不足していたから。
でも書くことだけは辞められ無かった。取り上げかせなかった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いま
せん。
注意事項2
瑠衣って、多分二人より先に壁を知ってるし、絶望もしてる。そして今でも絶望し続けてる。
でも離れられなかったんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 18:03:40
905文字
会話率:27%
サッカーに取り組んでいたが、ケガをして選手になる夢が絶たれた由宇。
やりたいことが無くなって虚ろにリハビリを繰り返していると、幼馴染の京子が暇つぶしにと落語のCDと落語の本を持ってくる。
最初は反発したが、暇過ぎて聞いてみると、まあ暇
つぶしにはなった、と思う。
そのことを1週間後、次のお見舞いに来た京子へ言うと、それは入門編だと言う。
そして明日は落語家の輪郭亭秋芳の席が病院内で行なわれるという話を聞いていた京子が、見に行こうと由宇を誘う。
次の日、見に行くとあまりの面白さに感動しつつも、じゃあ帰ろうかとなったところで、輪郭亭秋芳似の男から「落語の世界へ行こう」と誘われる。
きっと輪郭亭秋芳の変装で、別の寄席に連れてってくれるという話だと思い、由宇と京子は頷くと、視界が歪む。
気が付いたら落語のような世界にワープしていた。
江戸時代のようで、普通に英語は通じ、ハンドスピナーのような最近のオモチャもあるし、テレビもある、まるで本当に落語のようなおかしな世界に。
さらには何故か由宇の膝が治っていたので、最初は夢だと思ったのだが、どうやら違うらしい。
その世界で落語のような話に巻き込まれ、落語のサゲ後の世界で起きる事件を由宇と京子で解決していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 07:10:00
47932文字
会話率:39%
御家人になって己の領地を欲しかった鎌倉武士、虎吉。
そんな彼にチャンスがやって来た。
海の向こうから元軍が攻めてきた。
これで手柄を立てれば領地がもらえるかも知れないと虎吉は勇んで戦に赴いた。
しかし虎吉に恩賞はなかった。
竹崎季長はもら
えたのに自分はもらえなかった。
なんという不公平。
虎吉は失意のどん底に落ちた虎吉は独り元軍と戦った砂浜を歩いていた。
そんな時、突然空がおかしくなった。
暗くなったかと思うと太陽と月が同時にあり、2つが重なり黄金に輝いた。
そして元にもどった。
そして目の前に魔物と見たことのない少女がいた。
どうやら少女は魔物に襲われているようだった。
虎吉は太刀で魔物を斬り少女を助けた。
助けた少女が突然、日本語で「わたしの世界に来て欲しい」と言い出した。
日本で夢が絶たれた虎吉は少女の願いを承諾した。
少女は呪文を唱えると異世界への扉を開いた。
虎吉は少女と共に異世界へと旅だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 09:55:49
205696文字
会話率:41%
【星海社FICTIONSより書籍化し、1〜3巻発売中】
「僕はこのサイトで小説家になる!」
怪我により幼い頃からの夢が絶たれた黒木昴。
目標を見失なっていた彼は、偶然一冊の小説を手にする。それはネット小説投稿サイト『ベコノベ』から書籍化さ
れた『アリオンズライフ』だった。
何気なく読み始めた昴だが、夢中となり原作の続きを求めベコノベにハマっていく。
そしてついに彼は一つの思いを抱く。自分もここから小説家になりたいと。
ネット小説のテクニックを伝授してくれる親友や書籍化作家、漫画家を夢見る美少女、立ちはだかるライバルたち。
激動のネット小説の世界で、小説家という二度目の夢を掴むことができるか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-12 00:00:00
427864文字
会話率:47%