現代の東京、多摩地域を焼き尽くした未曾有の災害──通称、『火の海』の呼ばれる災害から、五年の月日が経ったある日、災害の生き残りであり、その経験からやさぐれてしまった主人公『先森 綾人』はありとあらゆる物理的干渉を受けない超常の存在である『
アビス・ウォーカー』に遭遇し命の危機に陥ってしまう。
絶体絶命の危機に科学では到底説明の出来ない力『サードアイ』に覚醒し、人知れずアビス・ウォーカーの脅威に戦っていたクラスメイトとそんな彼女が所属するとある組織と関わっていく事となり……ただの不良生徒であった彼は人類の命運を賭けた戦いに巻き込まれていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 18:03:18
309343文字
会話率:50%
日本は首都東京で数年後にオリンピックを控えたある日。
一体の未確認飛行物体の核攻撃を受けた。
場所は日本の鉄道の中心…東京駅。
死者は数万人に上り、行政も破綻し、東京はオリンピックどころか、人が住まない街になった。
しかしこのような中、23
区から遠く離れ、被害が免れた“東京”が存在した。
多摩地域である。
日本政府は八王子、あきる野、昭島、青梅等に全機能を移動させた。
日本を大混乱に陥れた未確認飛行物体は世界中に発生。
この未確認飛行物体の正体はだれも解明できないまま今に至る。
未確認飛行物体を倒すには、弱点と呼ばれる部分に攻撃を充てることだが、どのような国の軍隊の爆撃機を使っても当たることは難しかった。
また、普通の攻撃では傷さえつかないことが判明。
世界は絶望の中、死ぬのを待つだけと言われるようになった。
その中、第一被害国の日本と協力し、中国は昔の文献に似たような記載を発見。また、台湾でも同様の言い伝えが残っていた。もともと人体には「神力」と呼ばれる力があることを発見。それを攻撃に変えるための装置を日中台合同で開発。完成させた。
日本政府は9条を放棄し、対未確認飛行物体のため国の軍を創った。
そして軍人たちは「神力使い」と呼ばれるようになる。
神力使い育成のため、国は軍の基地と共に士官学校を各地に設立。
そんな日本から100年以上経った頃の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 22:37:09
16938文字
会話率:46%
【煙草】(たばこ、tobacco)
名詞
1.ナス科の多年草。葉にニコチンを含み、喫煙用に加工したり、殺虫剤の原料としたりする。
2.タバコの葉を乾燥・加工したもの。火をつけて吸煙する。
3.多くの人に愛され、嫌われ、人々の生活に浸潤した嗜
好品。
【東京】(とうきょう、Tokyo)
名詞
1.日本の首都。関東地方に位置する東京都区部、多摩地域、島嶼部を管轄する広域地方公共団体の一つ。
2.多くの人が暮らす街。暮らす人の数だけの人生、物語、生き様を宿す。
【シガレット・トーキョー】(Cigarette Tokyo)
1.東京に住む人々の物語。
2.煙草を題材として取り上げる短編集。
3.基本一話完結の群像劇。
*短編集のため、基本一話完結です。
*未成年の喫煙シーンがあります。未成年者の喫煙は法律で禁止されている他、当作品はそれらを助長する意図はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-19 13:45:09
2297文字
会話率:24%
多摩地域大好き男・柴崎栄は多摩地域の地下に流れるという”気力の河”の終端にある名所を巡って神智に触れようとしていた。多摩を特集した雑誌のライターとして軌道に乗ってきたとき、突然に『別の多摩地域』に転移してしまう。そこは大災害によって壊滅寸前
の多摩地域だった。愛する多摩を取り戻すため、柴崎の神智と美少女を味方にした奮闘が始まる!
注意:この作品には実在の地名・駅名、実在のものに似せた名称の建物・組織が登場しますが、すべて架空のものです。実際のそれらとの関係はありません。本作品はフィクションです。また、この作品では神智学を扱っていますが、内容は学会に認められたものでもなければ、論文として発表されているものから引用したものでもありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-17 20:30:59
7552文字
会話率:69%
よくわかんないっすけど、異世界とか異次元とかじゃないっすよ、マジで。
怪異や不思議な出来事なんてものはオチも何もない、なんだかわからない経験だったりします。
これは作者が学生の頃に後輩から聞いた不思議な体験のお話です。
東京23区の西側と
多摩地域の間のあたり、まだあるのでしょうか、あの生垣は。
この作品は「カクヨム」で公開したものを、内容はそのままに装いをあらたに構成したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 13:43:24
2485文字
会話率:3%