「自分と一緒にいろって……なにそれ。新手の告白? それとも友情ごっこかヒーローごっこ?」
「好きなように思ってろ。変な場所で倒れられるよりマシだ」
中学1年の4月の半ば、中途半端な時期に転校してきたのは、人形みたいに綺麗な男の子だった。ク
ラスの保健委員だった春日祐介は、持病の『発作』ですぐ倒れてしまう彼・相模和都を介抱する日々に追われる。相模は見た目の良さから女子生徒たちによく取り囲まれているが、冷たくあしらったり、逃げ回ったりしていた。そんな1学期の終わり、相模が女教師に襲われているところを助けた春日。弱くて脆くて、他人から異常な執着を受ける相模をそばで助けているうちに、彼には困った特性があることに気付く。
【カイキなる日々】へ続く、和都と春日の前日譚。
(相模和都のカイキなる日々のシリーズ作品ですが、そちらを読んでいなくても読める話になっています)
*主な登場人物
・春日祐介(かすがゆうすけ)
今作主人公。身長170前後で感情があまり顔に出ず、冷静で頭がいい。
・相模和都(さがみかずと)
美人な転校生。身長140センチ台で本が好き。女子が嫌い。
・日野翔馬(ひのしょうま)
春日の小学生の頃からの友人。春日と同じくらい体格がよい。明るくお調子者で社交的。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 08:00:00
71786文字
会話率:42%
篠原ユナは学校で虐められていた。マホは、自分が次の標的になる事を恐れて見て見ぬフリ。
ある日、ユナがリスカして意識不明の状態である事が連絡網で回ってきて……
イジメ描写故の胸糞悪い内容なので、閲覧する際は注意でお願いします!
最終更新:2022-10-20 23:58:15
4521文字
会話率:55%
『私はなんのために生きているのだろう』
主人公にとって、長らくその問いの真の答えは出なかった。王国の明日のために、共和国のドブネズミどもを駆逐していく日々。主人公は一人の戦士として育てられた。
長き戦争の末、生まれたのが彼女ら孤児たち。主
人公は妹と共に孤児院に引き取られた。そこで待っていたのは地獄の戦闘訓練と、無機質な友情ごっこ。
主人公は戦い続ける。それは一体誰がために?
これは王国から暗殺者に仕立てられた主人公が、己の技と魂を削って王国の敵を誅殺していく物語。敵国人に裏切り者、果ては闇商人に黒い貴族の喉元に、今夜も彼女の鋭いナイフが迫る。
さあ、今夜死神とキスをするのは誰だ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 12:49:26
21263文字
会話率:36%
俺の男友達がある朝女の子になって会いに来た。
と言うか本当に男友なのか?
「どうしよう、オレ女の子になっちゃった!」
その日から距離感が掴めなくなり、段々と疎遠になってしまったが、俺の視界には以前にも増してアイツの姿を捉えてしまう。
「女としての幸せを手にいれるアイツを見るたびに、懐かしかったあの日々が遠くなる」
そんな事に一抹の寂しさを感じながらも、俺も、もうアイツの事はもう女としか思えなくなったときた。
その気持ちに気が付いた日の夜、どういう訳か"神"を名乗る謎の人物からある不思議な力を授かった。
なんでもある日突然男の子から女の子になってしまったような可哀想な人々を元に戻す事ができるらしい。
「 今さらあいつを男になんて・・・」
だがそんな薄っぺらい友情ごっこは崩壊する。
休日に知らない男とデートをするアイツ
「あいつをほかの男に渡すくらいなら・・・俺は」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-27 01:48:39
1371文字
会話率:18%
明るくて、誰にでも優しくて、綺麗な木野蓮華(きの れんげ)の妹は、ちょっとネガティブで、笑う事がちょっと苦手で、安産型のお尻をしている女子校生。木野萌(きの はじめ)は、高校二年生の春から奇妙な出会いを続けざまにした。それは、蓮華の通う学校
の生徒会や、バスケ部の人達だった。
性格が歪みまくっている彼等は、どこか一緒に居て安心感のある萌の隣を求める。それはどのような形でも構わなかった。例え、友達だったとしても、彼女の側に居られるのならば…--
※コメディメインデス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-18 23:06:39
69779文字
会話率:56%
俺等は友達? いや、違うね。
最終更新:2014-06-23 17:44:10
537文字
会話率:0%