ふと何気なく部屋にある鏡に触れると、不思議なことに指が鏡の中に沈んでいった。興味がわいた俺はそのまま鏡の中に飛び込むと、これまた不思議なことに俺は女になっていた。
最終更新:2020-03-16 14:00:00
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会話率:53%
俺の男友達がある朝女の子になって会いに来た。
と言うか本当に男友なのか?
「どうしよう、オレ女の子になっちゃった!」
その日から距離感が掴めなくなり、段々と疎遠になってしまったが、俺の視界には以前にも増してアイツの姿を捉えてしまう。
「女としての幸せを手にいれるアイツを見るたびに、懐かしかったあの日々が遠くなる」
そんな事に一抹の寂しさを感じながらも、俺も、もうアイツの事はもう女としか思えなくなったときた。
その気持ちに気が付いた日の夜、どういう訳か"神"を名乗る謎の人物からある不思議な力を授かった。
なんでもある日突然男の子から女の子になってしまったような可哀想な人々を元に戻す事ができるらしい。
「 今さらあいつを男になんて・・・」
だがそんな薄っぺらい友情ごっこは崩壊する。
休日に知らない男とデートをするアイツ
「あいつをほかの男に渡すくらいなら・・・俺は」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-27 01:48:39
1371文字
会話率:18%