「……あなたの今後のご活躍をお祈りしています」
「わうわう」「グルル」「ヒヒ―ン」
Sランクユニークスキルを持つ少年レオ。帝国中央政府の採用試験を受験するも、使えないスキルだとお断りされ、下級公務員としてド田舎の潰れかけ公営動物園に追放さ
れてしまう。
だがその動物園には”もふもふケルベロス(最強)”、”氷河期世代ワイバーン(仕事中毒)”、”ゲスエロユニコーン(そのまま)”などの変わった上位魔獣達が棲んでいた。
何事にもめげないレオは、どんな魔獣とも話せる”獣会話”、体内のどんな問題も治せる”限定治癒”のスキルを武器に彼らと協力し、集客最強、ついでに戦闘力も最強のユニークな動物園を作り上げていく。キラキラと無条件に称賛してくれる超カワイイ副園長もいるし、この職場って最高!
そんななか、敵の魔獣を活用した新戦術に対抗できず、慌てた帝国はレオのスキルを必要とするが、いまさら採用するから戻ってこいって言われても。
ヤダよオレはこの動物園を世界一にする! そちらはそちらで頑張ってください。
世にも珍しいSランクスキルを持つ少年と、無自覚天使な美少女副園長、一癖も二癖もある魔獣達が織りなす、もふもふハートフルコメディ!
※レオのスキルは世界で彼にしか使えず、単体では微妙ですが、他のスキルと組み合わせることで最強スキルに化けます。
※ざまぁ要素は控えめですが、レオくんを不採用にした帝国中央政府はひどい目にあいます。 彼には関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 17:14:00
37409文字
会話率:28%
ここはマッスル幼稚園。
心身共に強靭なものに鍛え上げる、高度なマッスル教育を受けられる事が特徴的な園である。
入園式の後、園長は保護者達に言った。「今日は皆様に、ちょっとマッスルでの話し合いをしてもらいます」
ベルマーク係をかけた保護
者達の死闘が、今始まる……!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 07:17:28
23596文字
会話率:26%
私生児の裕史は小学生のとき母の妹(つまり叔母)の家の前に捨てられる。そこには一人息子の従弟がいて、ずっと邪険に扱われる。祐史はある時そんな従弟に怪我を負わせる。怒った叔母は祐史をとことん追い詰め、大人になってからも自分の会社で雇い、恩着せ
がましくこき使う。そこはゴミの収集の仕事をしている。
祐史の担当する得意先の一つにキリスト系の保育園がある。そこの若い女の園長さんにいつしか心を寄せるようになる。ある日、彼女の屋敷の庭に忍び込むと、彼女の部屋の明かりを見詰める。すると凄く心が和み、いつかいいことが起こりそうな思いがしてくる。それで頻繁に庭に忍び込むと、そのつど園長さんの部屋の明かりを祈るように眺める。
ところがある日その事実がばれ、祐史が庭に潜んでいるときに、園長に心を寄せている副園長と従弟が庭の見回りをする。祐史は窮地に追い込まれ、必死になって思案する。すると思わぬ記憶がよみがえる。祐史は大声を出して起き上がると、二人に立ち向かう決心をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-30 07:54:14
43684文字
会話率:32%
芦原茶舗の娘、佐保(さほ)は幼稚園教諭を目指す大学生。同じ町にある寺の跡取り息子であり、その寺にある幼稚園の副園長でもある顕生(けんしょう)は、何かと思わせぶりな態度で佐保に接してくる。ある日佐保は幼稚園の七夕会に誘われて……。4話完結。大
変遅ればせながら、蒲公英様主催「ささのは企画」参加作品です。かたつむりの会シリーズではありますが、単独でお読みいただけると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-21 06:10:12
31550文字
会話率:46%