祭りの始まった神社を訪れて、ふと、思い出した、父の記憶。
無くしたオモチャの刀。
人魚の横たわる杜に、入って行くのだった。
最終更新:2017-02-20 18:53:29
4338文字
会話率:2%
荒廃した村の片隅の中で、少女は己の存在を考えていた。
刀氣である自分を扱える鞘となる人間。それを探すことに疲れを感じつつも、己の存在意義のため、そして自分自身のために、少女は仲間と別れ独りで野に出るのだった。
※仮想平安末期を舞台とした〝和
物ふぁんたじぃ〟です。血みどろ描写は薄め……の筈です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-11 23:47:05
6851文字
会話率:42%