私立探偵の大和太郎は殺された大矢伸明の足取りをたどり、犯人像をつかもうとして京都、富山、九州、兵庫を駆け巡る。そして、CIAの持っている情報が犯人特定に必要となる。
そして、出口王仁三郎の亡霊が何を狙って封禅の儀式と泰山府君祭を飛鳥光院に行
わせたのかが、事件と並行して判明するが、太郎は何も気ずかない。アンゴルモア大王の復活を目指してブラッククロスとホワイトクロスの動きは平行して進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 18:35:10
46446文字
会話率:43%
私立探偵の大和太郎は千葉県の超林寺で発生した殺人事件とCIAに依頼された調査の掛け持ちをすることになる。調査のために中国の西安と日本国内を駆け巡る太郎を描く前編。
最終更新:2022-05-07 18:14:23
58693文字
会話率:47%
推理小説『第13話・越の風華』に登場する比企丘陵の施設などについての考察と神意の推理を行っています。
最終更新:2016-02-11 22:17:32
4628文字
会話率:4%
幕末の頃、松本喜三郎なる稀代の人形師がいた。
彼の作り出した人形は見世物にだされたが、まるで生きているかのようなその姿は「生き人形」と呼ばれた。
そこから多くの人形師が彼に憧れ、幾多の「生き人形」が生まれたが、ついぞ松本喜三郎に匹敵する者は
現れず、その死と共に「生き人形」の技は歴史の中に埋もれた。
明治に至り、一人の男が松本喜三郎に憧れ、生き人形を作ろうとしたが――
これは明治より続く、三人の「キサブロー」にまつわる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-01 12:54:09
17279文字
会話率:23%
人魚姫誕生(上)からの続き
エジプトでは文明の曙として知られる古代エジプト時代からシリウスとイシスは同一視され、エジプト神話の最高神とされている。
イシスとオシリスは死と再生というエジプト神話の根源であった。
シュメール神話では天界の神ア
ヌが最高神であり、アヌの50人の息子達(アヌンナキ)が登場する。彼らは偉大な神々と呼ばれているが彼ら1人1人の個性は不明のままである。
古代バビロニアでは魚人オアンネスによって文明の知識の一切が授けられたという伝説がある。
山下丈雄は出口王仁三郎の霊界物語から日本海の中央に竜宮城=人魚の国がある事を知る。
平成13年7月下旬、ノンモ・ティティヤイネの小池洋一と共に熊野に行く。小池は山下を人魚の国に導くための指導者である。小池によるとクマノとはクメール(シュメール)が語源で、天海を旅する舟であると言う。熊野信仰は水との関係が深い。熊野本宮は以前は熊野川の中州にあった。中州は女性の陰部を象徴している。子供を産み育てる。死と再生の復活が熊野信仰の本源である。
ここには小栗判官の物語が息づいている。小栗判官は地獄からこの世に戻され熊野で再生される。
熊野の湯の峰温泉で山下はアブズに浸かる。これはシリウス星の空気であり水でもある。これに入る事によって気力と体力が充実する。
那智大社の近くに補陀洛山寺がある。ここには小舟に乗って海の中にあると言う竜宮城に行く伝説がある。
そして龍神村で宇宙船サガラに入り、人魚の国に入るための最後の試練を行う。
平成14年5月の満月の2日後、山下は成生部落の成生妙子の家のテラスから海に入る。
日本海は複雑な海流によって成り立つ海域である。人魚の国があるのは海底3千メートルの深海だ。体力、精神力の訓練を怠って、海底に入る事は死を意味する。孤独の中を1人泳ぎ続けるのである。
そして、人魚の国に入り、幸子と再会、結婚する。
ここに夫を得た人魚姫の誕生が宣下される。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-07 08:49:37
30146文字
会話率:13%