神話の八俣遠呂智は、生命力、再生力、共にズバ抜けており、完全に倒しきれずにいた。
スサノオによって、八の首を落とされても、尚暴れ回るオロチは、身体も解体され、心臓だけになっても鼓動が止まらず。
元に戻ろうとする、再生力に恐怖した人々は、
力強い若者を選びだし、八つの頭を離して封印する事を決意する。
8人の若者は、決死の覚悟で、当時未開拓の蝦夷地や海洋の島等……日本の各地にオロチの頭を封印した。
それから、数千年━━━━
龍神となった瑞樹千尋は、亡くなった母親にオロチの心臓を託される。
果たして、オロチの心臓を護り切れるか……
これは、神話に抗う、人と龍のお話である。
※注意! これは『龍神の花嫁修業』のセイルート後のお話になる為、ネタバレも含まれます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 02:46:50
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会話率:50%