急に連絡が取れなくなってごめんなさい。
心配ないってことを知らせたくて手紙を出すことにしたよ。
定期的に送るから合わせると16通になるはず。
携帯は壊れちゃってるし、今ちょっと電話をすることもできないからこれで伝わってくれたらいいな。
それ
に、伝えたいことがありすぎて長文になっちゃうから電話よりも手紙の方がいいかなって。
私にあったこと、全部ではないんだけど説明するからちゃんと目を通してくれるとうれしい。
私の拙い文章だと伝わらないこともあるかもしれないけど、何度も何度も繰り返し繰り返し手紙を読んで、私のことは心配ないんだっていうのを確認してほしい。
大丈夫だから安心して。私が大丈夫ってことに気付いてほしい。
安心してもらうために今の私がとてもお世話になっている友達の名前を五十音順で書いておこうかな。
柏手優大《かしわでゆうだい》。
木馬山倫《きばやまりん》。
坂足清香《さかたるきよか》。
濱理光《はまりひかり》。
話はこれで終わりなんだけど、そういえば前に「タヌキのお肉は食べられるのか」って話をしてたの覚えてる?
この前ちょうど食べるタイミングがあったから食べてみたんだけど美味しかったよ。
お父さんもお母さんも元気でね。
ちゃんと全部読んでね。
お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 00:30:00
48828文字
会話率:1%
――別れよう。
これが三年間、付き合った彼からの一言だった。
別に彼と上手くいっていなかった訳では無い。
傍から見れば、仲睦まじい恋人同士だったと思う。
でもね、絶対に、私達は相容れなかったの。
注意事項1
起承転結はありません。
短編
詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
こんな恋愛もどっかにあって欲しい。切実に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 18:03:26
855文字
会話率:34%
……長生きしたなぁ。うん、よく生きた。特に大きな怪我や病気を患うことなく、結婚して、孫までできた。……ああ、昔のことが映像で頭に浮かんできたなぁ。あれは、おれが幼い頃に住んでいた田舎の駄菓子屋だな。おばあちゃん元気かなぁ。もう潰れちゃった
かなぁ。大人になってから、一度くらい行けばよかったなぁ。引っ越ししてからは、田舎の友達と遊ぶ機会がなくなっちゃったなぁ。『向こうの小学校でも元気でね』『うん、また時々遊びに来るよ』と、お別れの時に話したのになぁ。でも、心の中ではもう会うことはないだろうなと思ってたなぁ。そういうものだろうなって思ってたなぁ。行けばよかったなぁ。おれは、自然の中で遊ぶのが大好きだったんだよなぁ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-22 15:00:00
1677文字
会話率:74%
僕は今、どんな顔をすればいいのだろう?
シャッターが切られる。
皆で撮った集合写真。彼女を見送るために集まった空港。
皆それぞれの言葉を今日の主役にかけている。がんばってね。元気でね。
涙ぐむ友達を、そっと抱きしめる彼女。ありがと
う。
僕は、少し離れたところで、その光景を見ていた。
……そんな僕に訪れた、十年越しの奇跡……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 11:50:48
1422文字
会話率:5%
山口孝太は東京の大学に通う2年生。
彼は故郷に恋人、内藤由美香を残して上京して来た。
『元気でね』
『ああ、連絡するから』
それから2年が過ぎた。
「由美香に子供が?」
幼馴染みの手紙に急いで帰る孝太。
そんな彼に待っていた真実は
...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 16:18:10
4902文字
会話率:45%
魔法使い。
それはこの世界の支配者。
そんな魔法使いの頂点に君臨する皇帝に、なんと俺の妹が即位することになってしまった。
妹とはいっても血の繋がりはなく、義理の兄妹。だがこれで身分の上でも圧倒的に壁ができ、住む世界が変わってしまった。雲の
上の存在になってこれから二度と会うこともないだろうけど、どうか元気でね。
なんて思ってたら、次の瞬間妹がとんでもないことを叫ぶ。
「兄さんも一緒に連れてってくれないなら、私も行きません!」
この一言で、俺の生活は全て変わる。
下民から皇帝の兄へ。
住まいは貧民街から天空の城・帝城へ。
地べたに這いつくばる生活から地上を見下ろす生活へ。
何もかも、変わってしまった。
なにせ昨日まで俺をゴミのような目で見ていた人々が媚びへつらってくるのだ。
親の七光りならぬ妹の七光。
正直、怖いぞ。
これはただの平凡な少年な物語。
ただ彼の妹が、皇帝であっただけである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 15:01:45
429052文字
会話率:23%
「身体を売ってでも、稼いでくる!おっかぁ、おっとぅ、元気でね……!」
辺境も辺境、王都から遠く離れた村に住むごくごく一般的な村娘・ミリィ15歳。村の経済的事情から王都に出稼ぎへ上京した日、本来であれば6歳になる歳に受ける「リミッタ
ー解除」の儀が行われていた。とても貴重である魔力持ちを探すための儀である。水晶に手をかざし、光れば魔力持ち、そんな内容。ミリィは田舎者でその儀を受けたことがないと志願し駄目元で水晶に手をかざす…………ーーーーーーーーーーーーこの日、ミリィの人生が大きく変わることになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-12 23:20:32
831文字
会話率:24%
ありがとうって素直に言えたらどんなにいいか
ごめんねって目を見て言いたかった
さよならなんて辛すぎるよ
今までごめんね?そして、ありがとう。
元気でね
幸せで居てください
キーワード:
最終更新:2014-07-15 09:29:56
1445文字
会話率:26%
彼女は幾度となく追想する。 ――私は二度、禁忌を犯しました。 私のことは、もう忘れて下さい。 「さようなら、元気でね」 ――これはもうひとつの、せつない恋物語。 短編「雪の舞う日に、また君と出会う」の対となる小説ですが、この短編だけでも読
めます。 ※SMDイベント「競演」に参加させていただいた作品で、テーマは「雪」になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-22 00:11:46
2464文字
会話率:28%
自殺しようとした美姫。
もう、夢や希望がない。
生きてる意味がない。
杏平、元気でね。
ありがとう。
キーワード:
最終更新:2011-11-23 23:12:55
1069文字
会話率:44%