僕は悪い人間。僕の周りには不幸な人がいる。
僕と関わる人は不幸になる。そう、僕は疫病神
僕は人間が嫌いで嫌いで大好きだ。時には馬鹿みたいに道を踏み間違えて
時には何もかも人のせいにして逃げる。
そんな人間のちっぽけな被害妄想が好きだ。
だか
ら、今日も僕は不幸を撒き散らす
そんな一瞬の人間の美しい醜さを見るために
僕の周りにいる人間たちは、みんな少しずつ壊れていく。
まるで精巧に作られたガラス細工に、僕という何かが触れてひびが入るように。
でも、それが楽しい。
その痛みと苦しみを隠しながら、笑顔で生きようとする人間の滑稽さ。
「僕がいなければ、この人たちはもっと幸せだっただろう」
そんな風に思うと、なんだか笑いが込み上げてくる。
誰かとぶつかるわけでもなく、ただ黙って観察する。
人間はみんな何かに追われている。
仕事、恋愛、家庭、夢。
「そんなもの、全部どうでもいいじゃないか」
心の中でそう呟くと、妙に胸が痛んだ。
僕自身も、追われているからだ。
でも、その追われているものが何なのか、よくわからない。
ただ一つだけ確かなことがある。
僕は、自分の不幸さえ愛している。
ある日、僕の目の前に現れた一人の少女が言った。
「君、本当は誰よりも救われたいんでしょ?」
その瞳には、僕の中に隠した闇と同じ色が映っていた。
彼女は笑っていた。僕が今まで見た誰よりも醜く、そして美しく。
その瞬間、僕の世界が少しだけ揺らいだ気がした。
それが始まりだった。僕という「疫病神」が、その正体を暴かれる物語の。
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最終更新:2024-12-16 09:22:56
5833文字
会話率:25%
彼女は花をも恥じらいそうな見た目なのに、花を握り潰して根本を引っこ抜くような女性だ。
彼女は何かを持っていないだけの癖に、何も持っていないと勘違いするような女性だ。
彼女は思った事や言いたい事は言うし、思ってもない事や言ってはいけない事だっ
て言う女性だ。
そして僕は、そんな彼女に惚れてしまう。
これは僕の物語ではないので、主人公に定義される人物は僕ではない。僕の周りにいる人達が主人公だ。勿論、彼女だって主人公の一人だ。
とりあえずは僕の話からしようと思うけど、僕が主人公ではないって事を忘れないで欲しい。
※とりあえず十万字を目指して毎日投稿します。メイビー☺︎
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 09:20:24
100017文字
会話率:58%
ごくごく平凡な僕の周りにいるものすごく非凡な人たち。
最終更新:2023-07-19 12:00:00
7735文字
会話率:7%
初めて恋愛をする人向けのスイッチボタン。
僕は、恋愛をちゃんとした事がない!!!
僕の周りにいる友達や学校の子達も恋愛に興味がないのか、、、?
あまり、恋愛の話をしないんだよ!
最終更新:2019-07-17 03:00:00
1662文字
会話率:20%
僕の周りにいる、奇妙なののご紹介。
あなたの家にもいたら、教えて下さい。
あと、彼らが快く僕の周りからいなくなる方法など、アドバイス頂けると嬉しいです。
とりあえず、僕と彼らの間にトラブルはありません。
今のところは、ですが。
最終更新:2016-07-28 12:27:08
1418文字
会話率:0%
僕と僕の周りにいる妖怪たちのとの日常を描いたお話。平穏だけどちょっと変わった日常をほのぼのテイストで描きます。
最終更新:2015-09-09 12:00:00
70471文字
会話率:45%
僕が、世界にとどまっていられるのは。
周りの世界が、僕に居てほしいと願うから。
世界が、僕の周りにいることができないのは。
僕が、世界に居てほしくないと、願うことがあるから。
最終更新:2015-03-09 23:54:13
378文字
会話率:0%
僕の周りにいる人は皆死んでしまうらしい―――――――――――――。
最終更新:2012-02-04 21:09:24
1027文字
会話率:0%