青年、ファルセム・アルデカンドは、『何でも屋』を営んでいた。
金さえ積まれれば何でも行うその仕事は、貴族にとって、汚れ仕事をさせる便利な代物であり、市民からは恐怖の対象だった。
また、ファルセムには別の顔があった。
弱いながらも善良な顔を
持ち、市民のために働く冒険者。『お人好しのファム』。
これは、二つの顔を持つ青年が、自由にいきようとするお話。
※主人公に倫理観がありません。
※出来れば色恋沙汰は一人だけにしたいので、ヒロインは一人です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-24 12:00:00
9376文字
会話率:12%