未来の地球。
突如発生したモンスターが人々を襲う荒廃した世界となったそこで、人類は生存権の殆どをモンスターに明け渡していた。
塀に囲まれた街。
危険な荒野。
悪化する治安。
そんな荒廃した世界で、モンスターを狩り、人々の依頼をこなして生
計を立てる者達――ハンター。
これは人類が滅亡の危機に瀕した終末世界で、『モグリ』のハンターから心機一転、正規ハンターに鞍替えする青年ユーリのお話。
「おい、コイツは悪者だから殺していい――え? 駄目なの?」
「じゃあコイツ……も駄目なのね」
常識なし。倫理観なし。やりたい放題、己が進む道が正道というユーリが、裏社会から表舞台に出てきたのには訳があって――
ユーリの目的。
突如現れたモンスターの謎。
暗躍する謎の組織。
人類統括者たちの陰謀。
それらが一つに繋がる時、この世界に隠された真実が大きく動き出す。
「はぁ? 猫探しだ? そんなもん別の……え? そんなにくれるの? 全力でやらせて頂きます!」
今より進んだ文明と、それを滅ぼさんとするモンスター。そんな世界観の中、時にシリアスに時にコメディちっくに生きた、新米(?)ハンターユーリとその仲間達の生き様を描きます。
ぜひご一読下さい。
※この物語はフィクションであり、登場する人物・団体、及び宗教は現実のものと一切関係がございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 12:00:00
39506文字
会話率:37%
小松(こまつ)くんは困っている。クラスメイトの消しゴムを拾って返したら、そのクラスメイトはいじめられていて、消しゴムはいじめっこが投げたものだったせいで、なんだかややこしいことに巻き込まれてしまったのだ。いじめに同調しない小松くんをいじめっ
こたちはなんだか敵視しだすし、いじめられっこは小松くんに馴れ馴れしく触ってくる。そんな近ごろの状況に、小松くんは困っている――。
※BLのつもりで書いたけれども「一応BL」くらいの描写のみ。いじめの描写、一方的な暴力あり。倫理観なし、治安悪し。ざまぁというか、大なり小なり全員ヒドイ話。いじめられてる子(木村くん)はひたすらかわいそう。
※他投稿サイトにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 00:00:00
4823文字
会話率:36%
青年、ファルセム・アルデカンドは、『何でも屋』を営んでいた。
金さえ積まれれば何でも行うその仕事は、貴族にとって、汚れ仕事をさせる便利な代物であり、市民からは恐怖の対象だった。
また、ファルセムには別の顔があった。
弱いながらも善良な顔を
持ち、市民のために働く冒険者。『お人好しのファム』。
これは、二つの顔を持つ青年が、自由にいきようとするお話。
※主人公に倫理観がありません。
※出来れば色恋沙汰は一人だけにしたいので、ヒロインは一人です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-24 12:00:00
9376文字
会話率:12%