毎週木曜日。
168時間の内の12時間。俺が唯一貴方に会える時間。
数字にしたら意外と大きな数字。だけど、三年間なんてきっとあっという間に過ぎてしまう。そして、過去の記憶になってしまう。
それは嫌だ。
絶対に過去の記憶になんかし
たくない。貴方の隣に俺はいたい。
年の差? そんなの関係ない。俺が貴方を想う強さは誰にも負けない。
知ってるよ。
忘れられない人がいるくらい。どうしようも無いほど大切な人が居ることくらい。だから代わりでもいい。代わりでもいいから。
――……貴方の隣に居てもいいですか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 17:20:43
4458文字
会話率:47%
ある日偶然、恋人である彼に好きな人が居ると知ってしまった。私はあの子の代わりで、似ていたから「一目惚れ」だなんて言って付き合ってくれていただけだったのだ。――――そう分かっていても、好きだという気持ちが止まるわけもない。代わりでもいいから、
側に居たかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-03 20:41:55
101528文字
会話率:37%
そして、呪文のように繰り返すのだ。「里美。好きなんだ」と。
私の顔を見て、私のではない名前を呼ぶ。
最終更新:2013-04-03 21:53:35
1798文字
会話率:38%