5歳の珠子の首の後ろには、鱗のように固くなった皮膚がある。見た目が悪いからと、病院で取り除いても、再び現れた皮膚の異変。その異質な存在に母は不気味さを感じて、珠子を連れて神社へ相談しに行ったとき、神様と名乗る一人の男性に出会った。
「その娘
の首の、鱗のような痣、私なら治せる」
ところが、治してもらう代わりに、なんと神様に奉公することになった。
神様なんて恐れ多い存在に怯える幼い珠子だったが――?
コミカライズした「面倒くさがり屋の神様にご奉仕中!」の番外編ですが、単体でもお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 09:28:15
17731文字
会話率:35%
女子高生の珠子は訳あって神様に奉仕している。そして、その神様に珠子は絶賛片想い中だ。彼は財運の神様なのに類稀なる美貌を持っているため、度々お見合い話が舞い込んでくるが、ずっと想い人がいる神様は毎度きっぱり断っている。けれども、今回ばかりは簡
単に断れる相手ではないらしい。諦めに向かっている珠子の恋の行方は――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-16 17:00:00
12266文字
会話率:36%