突如襲い掛かる衝撃に私は前世の記憶を思い出して、今いる世界が『恋愛は破滅の後で』というゲームの世界であることを知る。
しかもそのゲームは悪役令嬢を500人破滅に追いやらないと攻略対象と結ばれないという乙女ゲームとは名ばかりのバカゲーだ
った。
悪役令嬢とはいったい……。
そんなゲームのラスボス的悪役令嬢のヘンリーである私は、前世の記憶を頼りに破滅を全力で回避しようと奮闘する。
が、原作ゲームをプレイしたことがないのでゲーム知識に頼って破滅回避することはできない。
でもまあ、破滅イベントまで時間はたっぷりあるんだからしっかり準備しておけば大丈夫。
そう思っていた矢先に起こった事件。その犯人に仕立て上げられてしまった。
しかも濡れ衣を晴らさなければ破滅の運命が待ち構えている。
ちょっと待ってっ! ゲームの破滅イベントが起こる前に破滅イベントが起こったんですけどっ。
ヘンリーは次々に襲い掛かる破滅イベントを乗り越えて、幸せな未来をつかみ取ることができるのか。
これは破滅回避に奮闘する悪役令嬢の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-30 22:10:31
99731文字
会話率:38%
目覚めるためには眠る必要が有るからって、コレはどうなのよ! しかも、目覚めた途端の状況が状況で……。
定番になりすぎた婚約解消や異世界転生だけど、こんなパターンが有ってもいいよね。 そう思いついての短編だけに設定がユルユル、深く考えずに読
んでくださいね。
身分差は主人公についてじゃないし、年の差は終盤のみ、乙女ゲームや悪役令嬢の要素はわずかです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-28 09:16:23
6009文字
会話率:44%
アグランゼム公爵家の一人娘カナンは、幼い頃に出会ってお互い一目惚れした第二王子アシトと念願かなって婚約した。時移り一年後、正式に婚約したのち初めて二人で出席した舞踏会で、突然アシトから婚約の解消を願われてしまう。だけどカナンは知っていた。こ
の日、愛しい彼から振られるという事を。それは幼いころから散々言い聞かされていた事だから……。『カナン、君、いずれ彼に振られるよ』と、そう何度も聞かされていたのだ―――従兄様に。世界の秘密のことなど何も知らないカナンが、自称前世の記憶を持つ従兄様の力を借りて――利用されて――幸せを掴むまでのお話。※残酷描写、R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-26 20:00:00
100683文字
会話率:26%
五つの色の名をもつ一族が統治する、ある国。其処にある日異世界からの“迷子”の少女が現れた――。
そんな乙女ゲームをベースにした異世界で生きつつも“流れ”からドロップアウトしちゃった人たちが、原作の色々なフラグを知らず知らずのうちに折りまくる
話。語り手がころころ変わりますので前書きを参照してください。
※最初の3話+番外編は、短編あるいは別の短編集と活動報告に掲載したお話の再録です。世界観が同じなのでまとめました。
※のんびり随時増やすので、割と頻繁に完結表示になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-28 18:00:00
47491文字
会話率:34%
食堂で何か騒いでいますが、私は貴方だけを愛しているのです。だから、どうでもいいのですわ。
最終更新:2015-07-16 20:27:43
4392文字
会話率:56%