とある大陸にある小国、マスル王国。ここには純白令嬢とまで呼ばれる美しい人物がいた。
公爵位を持つバルク家の令嬢、フィオレンティナ=フォン・バルクである。
知と美貌を兼ね揃え、人を惹きつける天性の才能を持つことから多くの人に慕われ、その名を知
らないものはいないほどだった。
だが、そんな完全無欠な令嬢には人知れない裏の顔があった。
純白と称された彼女の中身は脳筋思考で突き進む『脳筋令嬢』だったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 20:11:28
37539文字
会話率:42%
「けしんとがおじゅうて、ぼっけもんな務まりもはんよ、セシル(←死ぬのが怖くて、冒険者は務まりませんよ、セシル)」見習いのナイトであるセシルがある日ダンジョンで出会ったのは、単独で階層のボスをぶち殺す一人のサムライの少女だった。スミレ、と名乗
った少女は外見こそ可憐な大和撫子だったが、頭の中身は脳筋戦闘至上主義者の薩摩系女子である。パーティに加わったスミレにセシルは怯えつつもひかれていくのだが、そんな二人に凶悪なボスモンスターが立ちはだかるのだった。「良か敵じゃ。あん首を持ちければ兄上も姉上もさぞかしお喜びやろう。行っど」(注:本編で薩摩弁はあまり使用しません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 17:00:00
65713文字
会話率:54%
聖騎士ギルは、聖女リーヴェの唯一の専属護衛である。しかし初対面は惨憺たるもので、リーヴェは口も悪いし素行も悪い問題児。ギルは毎日、彼女に振り回されていた。
そんなある日、大神殿を脱走したリーヴェと、なりゆきで町歩きをすることに。そこで、人
助けにはとても熱心な、リーヴェの意外な一面を知る。
その日をきっかけに、ギルの心も変化していくが────そんな折、王都には不吉な影がちらついていた。
ヤンキー聖女と生真面目な聖騎士の日常とか、事件とか。
※毎日更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 19:00:00
122421文字
会話率:33%
幼い頃に神童と謳われたエルカ=クリュセイスは、
今や魔法学園の名立たる魔法ベタの剣豪優良不良少女であった。
鬱屈した日々を送るエルカに、あるとき実家の没落と婚約者からの
婚約破棄という悲報がもたらされる。
しかも婚約者を奪ったのは幼馴染のク
リス。
自分の立場が益々弱くなり、夢の宮廷魔術師どころかこの先は
落ちぶれて冒険者くずれにでもなるか……という迷いの中、
エルカは異世界転移してきたという謎の杖を拾う。
「俺様が力を与えてやろう。だがその先にあるのは堕落か破滅さ。
それでもやるかい?」
「ぶっつぶす方向でやるわ」
※没落貴族とか元婚約者でサーチした人ごめんね!
実際の中身は脳筋スーパー剣豪系令嬢ファイトで私TUEEE展開です。
その次に魔法と現代知識チート要素で、恋愛要素は薄め(皆無ではないです)。
悪役令嬢モノではないです。体育会系スパルタン令嬢です。
また、この物語の主人公が持つ女子力は近距離パワー型の強化系です。
たまに放出系もします。剣撃を飛ばすとか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-07 20:43:08
109496文字
会話率:61%