「盟約の花嫁Ⅱ」外伝
下級貴族の娘ジョゼットと公爵夫人リリアーヌは身分を越えた大親友だ。
ある日、ジョゼットがまた仕事が首になったと聞いた。リリアーヌはジョゼットの性格は良く分かっていた。正直者で曲がった事は大嫌いで、気が早くて間が抜けた
失敗をする。でもそれが彼女の魅力になっていて憎めないのだ。そんなジョゼットに世間は厳しいみたいだった。
彼女の仕事ぐらい幾らでも手助け出来るリリアーヌだったが、それをジョゼットが嫌がるのも分かっていた。公爵家で雇えば解決する事だったが彼女は受けないだろう。でも此処じゃなかったらいいのでは?とリリアーヌは思いついた。
「ジョゼ、あのね。気を悪くしたらごめんなさい。実はお仕事の心当たりがあるのよ。受けて頂くと嬉しいのだけれど…」
その仕事は王宮の資料室だった。しかし話を進めるとそこに必要だったのは偏見だらけの理由で女性は却下で男性のみ必要だというのだ。それに腹を立てたジョゼットは少年のふりをして乗り込む事に!早々に気が付いたジェラール王子は面白がってこの話に加担しだした。ジョゼットの職場は
〝魔の資料室〟大の大人が帰りたいと泣く場所―――
そこの監督指揮をしているのがジェラール王子の従弟のシャブリエ公爵家の嫡男マティアス。彼は次代の宰相と言われる王国一の頭脳を持つ切れ者という事だ。しかし王子が言うには真面目で融通の利かない完璧主義者の鉄仮面。だから今回の仕事は彼についていけず逃げ出す者が多いということだった―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 23:45:25
48361文字
会話率:52%
今度の四月になると、「障害者雇用率制度」というのがかわります。
精神障害者もその仲間に入るよ! というわけですが。
さぁー精神障害者ってぇのは、私のようなうつ病で病院いきながら働いている人にも適応されるのかね!?
というわけで、精神障害に
ちょっとでもふれてみましょーい! というお話です。
職場に、この制度で入ってきた人がいた場合は、しっかりコミュニケーション取って落としどころをさがしましょうや! おそれず、さわがず、特性をしりて、万難を排さん! なんてね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-25 18:01:27
3490文字
会話率:2%
現実でモテないあなたは、異世界でもモテません。世間は厳しいブサイクに。ゴミを見る目なヒロイン達。それでもめげない、あきらめない。異世界ラブコメ夢に見て。マゾ豚魂が目を覚ます新感覚ブサイクメンズサーガが今始まる。二人称(あなたの視点)でいじめ
抜かれる主人公の姿を是非、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-14 19:00:00
2691文字
会話率:16%
目を覚ますと、ファンタジーな世界で猫らしき生き物になっていた。
果実の中から桃太郎のごとく生まれた主人公。あたりを見回せば、そこは弱肉強食の自然界。ここで生きるのは小動物にはちと厳しい。主人公は人里を目指す。
恩人である優しい少女の飼猫にな
ったり。その家族に売り飛ばされたりと白猫に世間は厳しい。
それでも脳天気な主人公は、温和な青年、苛烈なエルフや酒飲みのドワーフと共に、立派な猫として歩んでいく。人間不信ではないが、ちょっぴり傲岸不遜な白猫の間抜けな旅路。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-18 19:43:03
35813文字
会話率:16%