福原高徳はボッチの高校2年生だ。不幸にも、金曜日の学校終わりにクラスの陽キャの男女がキスをする現場を偶然にも目にしてしまった。羨ましさと悔しさを抱きながら、高徳は自宅に駆け足で帰宅する。悔しさを晴らすように毎日の日課のマスターベーションを
終える。疲労感と爽快感を覚えながら、高徳がスマホを操作していると、ネットショッピングで飲み放題のジュースのを発見する。ジュースが好きな高徳はすぐに、そのジュースを購入した。明日には届くように依頼する。次の日の朝に、飲み放題のジュースが届いた。そのジュースがまさかの!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 01:51:00
7740文字
会話率:34%
おれが住む町、その駅近くに最近、ストリートピアノが設置された。誰でも触れていいみんなのピアノ。……見た瞬間、おれはため息が出た。
これで匂いを嗅ぎつけた蠅の如く自己顕示欲の塊が自分のマスターベーション動画を撮影しネットに投稿。感動しまし
た演奏者さん素敵感動が止まらない次に弾く人かわいそう私も生で聴きたい居合わせた人羨ましい! などと、称賛を浴びドクドクドクドク承認欲求満たしついでに金を稼ぎクソオブクソのキモイナルシスト野郎が始めは普通の会社員が下手な振りして実は超絶上手いんですとかカスみてーな演出しやがって……と思っていたら、どうも様子が違う。
「アン、アン、アンパンマ――」
と、ピアノの前で子供が演奏に合わせて楽しげに歌っているのだが、あれはそう、無人ピアノだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 11:00:00
1058文字
会話率:43%
愛だとか恋だとかラベルを付けて男と女が関わり合ったところで、理解し合えることなんか何ひとつ無い。
別に理解したかったわけでもない。でも理解できると傲っていたとは言えるかもしれない。
恐らくは誰もが、理解し合えていると思いたいだけなのだろう。
僕もそうだったし、他の人も多かれ少なかれ、知った気になっているだけなのだと思う。
そうやって、理解し合えているつもりの男と女は、相手と向き合い、真剣に関わり合っている気になりながら、結局は、自分自身の内面で繰り返しているだけのマスターベーションに陶酔している。
そこには、ただ、寂寥感だけが漂う。人の日常など、その程度のものでしかない。
この物語の中では、事件も事故も起きない。決してハッピーエンドではないけれど、別に悲劇などと大袈裟に言うようなものでもない。寂寥感を抱えた若者の日常を淡々と記したに過ぎない。
──書きかけのまま、たぶん25年くらいは放置してしまった作品。あのときの自分自身がどういう気分でこれを書いていたのかは、今でもしっかりと記憶している。時間を巻き戻して、少しずつ、書いていこうと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 12:27:30
844文字
会話率:8%
ベンはキリスト教徒だったが、毎朝トイレの小部屋でマスターベーションをすることを日課としていた。
ボブは嘘つきだった。
日曜日になると教会に集まり、みんなはミサを捧げた。
ほんの小さな罪とほんの小さな幸せ。日々の生活は営まれている。
最終更新:2019-06-30 11:03:04
1492文字
会話率:11%
ねえ、貴女。
貴女の人生は幸せだったのかと問うことはありませんが、『私』と出会った貴女は、いったい何を目指し、何のために生き、何を成そうとしていたのですか。
去っていった貴女に向けた、『私』からの愛のメッサージュ。狂気と言われようとも、
マスターベーションと言われようとも、これは愛の物語なのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-19 09:28:20
5669文字
会話率:0%
プラトニックと肉欲のはざまのラブストーリー。愛想のないブスの彼女、そしてその友人の美少女。ちょっとした三角関係なのに、何故か俺の心はゆれないブレない。
若干の性描写あり、ただしマスターベーションの話だけ。
銀杏に関してはWikiとここを参考
にしました。http://www.code-g.jp/chemistry/113151124-007.php折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-08 13:19:04
3213文字
会話率:41%
ワンダフルワッチュンランド、そこは殺伐とした世界であった。人類は血をもとめ、聖霊は歌謡曲をうたい、動物は皆マスターベーションを覚えてしまった。そんな世界に目が覚めるとおじゃまぱじゃましてしまっていた1人のおとこのヒューマンドラマ的バトルアク
ション。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-20 22:50:58
5817文字
会話率:64%
僕は40歳でギターを始めた。リコーダー以来の楽器挑戦だ。
10代のような集中力はないけれど、オッサンにはオッサンの知恵と知識がある。
音楽を楽しむのに歳は関係ないし、ギター歴六年目の今では20代の若者たちとセッションしたり曲作りしたりして、
遊びまくっている。
手も小さいし指も短い僕だけど、ギターを、音楽を楽しめている。
昔と違って、楽器挑戦へのハードルは低いと思う。
楽器の価格も安くなったし、ヘッドホンアンプなど、家庭で大きな音を出さなくてもプレイできる。
贅沢を言わなければ、イニシャルコストもランニングコストも安上がりな、超低燃費趣味じゃないかなぁ。
10代のようなエネルギッシュな活動ではなく、オッサンのオッサンなりの音楽の楽しみ方を伝えようと思う。
音楽にはいろんな楽しみ方があるけれど、こんなのもあるのよっていうマスターベーションなエッセイです。
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-26 08:19:30
23844文字
会話率:2%
僕は春が通り過ぎ夏がくる頃
性欲に理性を覚えた
自作品の転用です
最終更新:2015-01-13 08:51:05
828文字
会話率:15%
オルガスムスを誘起する脳内定着型法悦誘発装置「オルガスマトン」が開発された近未来。
その規制の是非をめぐり、文化娯楽省で開催された意見聴取会にて多角的な観点からその危険性が討議される。
報酬系を活性化させる娯楽であるドラッグ、タバコ、カ
フェイン、アルコール、甘味料、ゲーム、恋愛とともにオルガスムスの効用、芸術活動や創造性との関係性について社会学、幸福論、分泌学、脳科学からの検討がなされる。
究極の娯楽であるこのオルガスマトンは人類にとって有益なものなのか、あるいは規制すべきものなのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-03 00:09:19
38299文字
会話率:5%
出勤途中の若杉紅子(わかすぎべにこ)は、駐輪場で待ち伏せしていた男に紙袋を無理矢理渡されそうになる。受け取らずに逃げる紅子の前に、露出漢や不気味な大学生などが、次々に現れる。
最終更新:2011-11-03 16:33:38
96433文字
会話率:21%
大学三年生の航(わたる)は同じ大学に通っている希(のぞき)と付き合っている。希は精神的な不安定さを抱えており、デート中でも眠りに落ちてしまうことがある。航はそんな希の様子に不安を感じている。
ある時、航は元カノの遥(はるか)と久しぶりに
再会する。二人は公園で思い出話にふける。遥は就職活動や人間関係の悩みを打ち明ける。航は生きづらさを抱えながらも前向きに生きようとする遥に再び惹かれていく。そして、希から少しずつ遠ざかっていく。
航は地道に就職活動に励んでいる。その時、地下鉄の構内で彼女の死を知らされ、家の中でふさぎこむようになる。彼女を見捨ててしまったという罪悪感に苛まれる。
遥は航を優しく抱きしめる。「誰のせいでもない」と航を慰める。そして、航は遥の胸の中で安堵の涙を流す。(全7部)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-14 11:32:04
12603文字
会話率:69%