「セシリア、お前の婚約が決まった」
お父様の書斎に呼び出されたかと思うと、突然そう告げられた。
「はい?」
「だから、お前の婚約が……」
「いえ、それは分かりましたが……なぜ急に? 私は自分で言うのもなんですが、殿方からは敬遠されている
のでは……」
セシリア・ラグバードはラグバード伯爵家に生まれた、れっきとした伯爵令嬢。伯爵令嬢であることは間違いない。間違いないのだが……。
セシリアは幼い頃から剣術や乗馬を好み、男性を負かす勢いだった。
見た目だけはサラサラの艶やかな金髪にルビーのような瞳で、それなりに美人だと言われているのだが、令嬢らしからぬセシリアのことを、プライドの高い男性からは受け入れられず敬遠されていた。
そんなセシリアの婚約相手は社交界に一切現れない人見知りで有名な『幽霊公爵』。
彼が社交界に現れないことには理由があった。
その理由をセシリアは受け入れられるのか……。
幽霊公爵とはどんな人物なのか……。
人見知り幽霊公爵からの溺愛が止まらない!?
男勝りな伯爵令嬢セシリアは幽霊公爵を愛せるのか!?
※この作品は作者の世界観で成り立っております。
※貴族設定はゆるゆるです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 15:07:48
18096文字
会話率:39%
今日から君は僕の従魔。
大切にするよ。
特殊な能力を持つ家系に生まれた私は、一人の魔を強制的に服従させた。
屈辱に憎しみを募らす彼だが、それでも従ってしまう姿に暗い悦びを覚える私。だけど次第に……
主従関係から生まれるのは、殺意と憎しみ
だけなのか?
家に縛られ性別と心を偽る少女と、心は決して屈しない誇り高い魔の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 19:00:00
152740文字
会話率:49%
プライドの高い男の子に恋した女性の話です。
最終更新:2018-11-24 20:54:22
498文字
会話率:0%
元、大手銀行の常務で、やたらとプライドの高い男が定年退職した。
普通なら嘱託で残る、他の大手企業でも誘いに来るものだが、この男
プライドの塊で頑固、何処の企業かにも声が掛からなかった。
そんな男が車の免許を取るという。果たしてまとも取れるの
か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-31 22:35:52
3408文字
会話率:32%