中央ヨーロッパのとある小国にある、世界一美しい図書館には風変わりなサービスがある。その名は”宅配司書”。一人の女性司書が、世界各国どこへでもかけつける。地球上のどこかで待つ、たった一人のための本のプレゼン――ブックトークを届けるために。
「英語圏の本ならなんでも」
「舞台化に適した原作本」
「寂しいとき、寄り添ってくれる一冊」
彼女はどんな依頼にも、選りすぐりの数冊を選び、物語のように一冊一冊を結び繋いで、あなたに紹介してくれる。
アウトサイダーと言われる人々が示す生き方。天才が持つ傷。孤独がくれるギフト。
社会の王道からあぶれてしまった人々へ紡ぐ、本の紹介。
書物たちの世界は奥深く、時に人生のひみつにたどり着いてしまうかもしれない――。
人生が息苦しく感じたことのあるあなたへ贈る、ビブリオ・トラベル・ロマン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 18:32:13
106427文字
会話率:33%
本が大好きで、「森のとしょかん」を開いているうさぎさんのところに手紙が届きました。
森のとしょかんで劇をさせて欲しい、という劇団からの申し込みです。
うさぎさんも思い切ってうけることにしました。それに、どうやら素敵なアイデアも……?
童
話「うさぎさん」シリーズの一作です。このお話だけでもお読みいただけます。
カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 20:25:09
2150文字
会話率:26%