〝選ばれし者よ。あなたにはこの【慈愛】のスキルを与えましょう────〟
勇者になる事を夢見る純粋な少年、レクセル・バートンは、自分の実の父親が勇者によって倒された魔王だった事を知らない。
そんなレクセルは五歳の時、女神から特別なスキルを
授与されていたが。
そのスキル『慈愛』は〝対象にどんなにダメージを与えても絶対に殺せない〟というものであり。
魔王の子として規格外の強さを持つレクセルへのリミッターとなっていた。
そんな事だと知らないレクセルは十五歳になり、王都にて念願の冒険者になるも。
『慈愛』の効果によりスライムすら倒せない雑魚っぷりで『攻撃力ゼロの男』として瞬く間に噂が広まり、他の冒険者達にバカにされる事となった。
そんな中。
最弱魔法スキル『石つぶて』しか攻撃手段が無いという真の弱者である、ルカストレア・パールゲイツという少女に出会った。
同じ弱者であるという理由でレクセルとルカストレアは行動を共にする事になり。
二人は『最弱コンビ』などとバカにされながらも冒険者として仕事を受けていた。
しかし。
後に、この二人が歴史に名を連ねる『三大英雄』の二席を埋める事になるとは、この時誰一人として想像もしていなかった────
この物語は、本当の力を抑制されている事を知らず無能とバカにされ続けた主人公が、一人の少女と共に魔王としても、人間としても成長していき。
やがて英雄と成り上がっていく物語です。
注:途中、物語の設定上。裏切りと復讐のシリアスかつ過激な描写があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 22:35:05
102459文字
会話率:40%
国のためではなく、大事な人のために。
ちょっとおまぬけなjkと6歳の少年が、いろんな事情で一緒に旅をします。世界平和とかあまり興味無いし、呼び出されたばっかりの勇者たちも別に好きじゃないし。でもご飯とベッドは大事だよね。あとお風呂。わーきゃ
ー言いながらの珍道中。からのスローライフ(願望)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 22:33:32
6050文字
会話率:52%
――思い出したんだ
俺達の旅が始まったあの時の事を、あの『お話』を――
少しツッコミ気質な所を除けば何処にでも居るような普通の高校生"神多明継"は学校からの帰宅途中謎の光に包まれ異世界に転移する。
流されるままに勇
者として魔王討伐に出る事になった明継だったが、どうやらこの世界は別に魔王によって平和が脅かされているとかそういう訳ではないようで?。
自分以外にも勇者が11人居たり、魔王討伐がオリンピックのような扱いだったりと、自分の良く知る異世界転移物のお話との違いに戸惑いながらも、勇者として得たステータスアップのチートスキルと偶然にも手に入れてしまった桁外れのステータス。
二つのステータスチートを用いてファンタジー世界で無双する――と思いきや、そのステータスが原因で様々な問題が浮上する。
レベルが全然上がらない?
スキルや魔法は使用厳禁?
さらにステータスの事がバレれば処刑待った無し!?
しまいにはステータスALL1のお供が付いて来るおまけ付
「せっかくのファンタジーなんだし魔法くらい使いたいよな…ファイアボールくらいなら大丈夫か?」
「やめてください、火の玉のつもりが太陽が出来ちゃいましたとか洒落になりませんからね?」
「…ステータスチートってロクでもねぇな」
これは巻き込んだ事で最強となってしまった少年と巻き込まれた事で最弱となってしまった神様が織りなす、愉快で奇妙なお話。
基本的に8割コメディ、2割シリアスが有る可能性が無きにしも非ず…そんな感じの作品です。
↑基本的に※ここ重要
またこちらの作品は現在連載中の息抜きに執筆してるので更新速度には期待しないでください。
中途半端に投稿すると何時更新出来るか分からないのでとりあえず一章は書き終えて予約投稿状態です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-08 18:00:00
110804文字
会話率:52%
勇者に憧れ冒険者を目指す少年ヴァイスは、学園の冒険者育成科に二人の幼馴染と共に通っている。しかし、優秀な幼馴染達とは違い、ヴァイスは無能扱いされていた。その理由は、誰もが持っている筈の「魔力」を、彼が持っていない為であった。それでも冒険者と
なるべく努力するヴァイスは、そこで一人の少女と出会う。彼女は、「魔力」の対となる力である「気力」を持たない、もう一人の無能であった。
――俺一人では弱くても、俺達二人なら負けはしない!
これは、お互いを唯一無二の存在として手を取り合う最弱二人が、降りかかる災難に力を合わせて立ち向かっていく、王道とは少し外れた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-21 22:38:54
320143文字
会話率:34%