とある一つの街は科学技術の発展により現代が電脳の街へと書き変わった新都市。
その街の技術は電波塔のような要となるAIシステムを通して支払いが行われる。
そんな街では脅威が存在していた。
『妖獣(オカルト)』と呼ばれる世界にはびこる超常現象生
物。
それらの対処を日々警察は頭を悩ませて対処に当たっていた。だが、事実対処に当たって解決したのは1割にも満たない。現代の人々は警察の役に立たなさを痛感していた。
結果として世界のシステムを運営する会社『cybarz社』が警備ドローンを街に導入して街の監視を日々任せていた。
しかし、一向に『妖獣』の対処に悩む街の治安事情。
その中でとある噂が広まっていた。それらの事件を容易に対処してしまう謎の人物の存在。
人々はその者を『黒衣者』と呼んでいた。
『黒衣者』は一人夜闇を放浪し『妖獣』を見つけては解決する。
だけれど、『黒衣者』が倒すのは妖獣』だけではなく『ドローン』もだった。
ある時、その『黒衣者』の物的証拠を見つけた世界有数企業の令嬢にして警視総監の娘であり現役の高校生特別捜査官、崎守(さきもり)雪菜(ゆきな)は黒衣者を見つける。
そして、彼を見つけある相談をもちかけた。
「私と『cybarz社』の陰謀を暴いて頂戴」
黒衣者と少女は契約を交わし世界の悪に立ち向かう。
これはそんな新都市の災厄に立ち向かう少年と少女たちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-17 01:39:20
114245文字
会話率:43%