日本のスーツアクター石上護は、ある日の撮影中、突如として異世界のドーラッド王国に召喚された。
勇者として魔王を倒してほしい、という国王に違和感と戸惑いを覚えつつ、第一騎士団長アルディスらから剣と魔法、異世界の知識を学ぶことになる。
生活にな
じんだ頃、第一騎士団と共に魔族退治に向かう護。
そこで、十年前に失踪した元ベテランスーツアクター近藤重敏、九年前に王国から姿をくらませた前第一騎士団長マクシーニ、その他召喚された地球人や亜人種の混成部隊が待ち受けていた。
近藤と刃を交えることになった護。しかし実力差を埋めることはできず、拉致される。
彼らの根城で聞いた、近藤とマクシーニの過去。それは、護の感じてきた違和感と黒い気配の正体を明らかにするものだった。
一方、護が誘拐されたことを叱責するドーラッド国王。だがすぐさま同盟軍を編成し行軍する。
同盟軍が用意した切り札は、護たちと同じ地球からの召喚者。
だが彼は、勇者と呼べる男ではなかった。ゲーム作品のロボットを創造し、他責思考と残虐性のまま敵味方なく蹂躙するほどに。
彼を止めるために、護と近藤はそれぞれの戦隊ロボで立ち向かう。
激闘の末倒したロボから投げ出された彼を、護は助けようとする。が、彼はそれも気に入らず最期の気力で撃ち殺した。
護は、召喚直後の彼に助言を与えた存在の前で意識を取り戻す。
この世界の創造者と名乗ったそれは、自分の使者として世界を救ってほしいと言う。
護はいくつかの条件を提示し、了承される。新たな変身ツールと共に、再び戦場に舞い戻った。
創造者が与えた変身ツールは護の分を除いて4つ。それらは、アルディス、近藤、マクシーニ、ヴィクトーリアを選んだ。
5人は日本の戦隊魂と異世界のマナの力で変身し、創世戦隊マナレンジャーとなる。
正体を現したドーラッド国王を死闘の末に倒し、世界には平和が戻った。
その晩、護は人知れず時間遡行する。目的は、ドーラッド王に憑く前の黒幕の連行。
それを成し遂げ、護は心の中でこれまでに出会った全てに別れを告げた。
数十年後。護は活気に溢れたドーラッド国の城下町を観光中、拘束される。
高位存在となったはずの彼を捕まえたのは、同じ存在となったマナレンジャーだった。
黙って消えたことへの追及を始めるアルディスと近藤から思わず逃げ、護は旅に出る。この広い世界へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:00:00
29241文字
会話率:30%
主人公、瀬楽彗歌|《せらくすいか》は15歳で死んでしまい、転生するがなんとそこは彗歌が生きていた現代日本とほぼ同じだった。
家族もクラスメイトもまったく同じ。
ただそんな中でも食い違うことはあるようで・・・
元いた世界であったもの。
新たな世界にはないもの。
ないなら作ればいいじゃない。
「この世界を俺好みに染めてやる!」
そんな彗歌へ突き刺さる容赦のない冷ややかな視線。たまに混ざる熱視線。
転生前の記憶で青春を潤せ!(娯楽的な意味で)
瀬楽彗歌の物語が今始まる。
処女作です。完全に勢いだけで書きました。
見切り発車ですが、どうか温かい目で見守ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-17 00:15:10
2336文字
会話率:17%
容姿が良く、自分の名前がキラキラネームということもあり、からかいを受けていたために、いじめを受けていると思い込んでいた少年、小郷英雄(ヒーロー)。
ある時、祖父の部屋から見たこともない言語のノートと本を発見する。自力で解読を試みているう
ちに魔王召喚の術であると断定する。
そして、すべての破滅を願って召喚を試みた結果、現れたのは幼女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-08 20:16:13
65822文字
会話率:68%