クラフトボスライトノベル投稿作品の供養。
死神の少女が、とある困った幽霊の願いを叶える話です。
最終更新:2020-03-01 22:37:09
8340文字
会話率:52%
前王国警備隊長の娘ロベリアは、シレネと名を偽り、街の諍いを鎮め、義賊を追いかける王国警備隊に所属している。そんなロベリアが、夜勤明けに父親の墓標を訪れた後、ちょっとしたもめ事をきっかけに出会った少年エルマーと、ちょくちょく逢瀬を重ねていた。
さらに、いきなり訓練相手として『シレネ』を名指ししてきた、出来損ないと評判の第一王子が、噂どおりの愚鈍な王子ではないと気づく。その上、最近街を騒がせている義賊から、ロベリアを盗むとの予告が王国警備隊に届けられて──。
2013年度コバルトノベル大賞選外作に、続きを追加したものです。毎週月曜日に更新予定。 タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-31 07:00:00
49978文字
会話率:36%
特別な資格【探求者】を有する両親を持ち、文字をひと目で記憶してしまうフィリスの元に、ある日、両親から一冊の本が届いた。同封されていた手紙には『この本を正しく戻せ』とあるだけ。そこへ、両親に様子を見るよう頼まれたという青年カイルと、本を追う男
たちがやってきて、フィリスはカイルと逃げることに決める。カイルを信じてもいいのか、迷いながらフィリスは本の謎へと迫り──。
2013年度コバルトノベル大賞一次通過作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-01 10:22:04
32204文字
会話率:35%
王の娘として生まれながら、母親の一族を背負うべく、王女と公表されていなかったアリーチェ。彼女は五歳から修道院で暮らしている。ある日、久しぶりに会いに来た母に、数人分の毒を頼まれた。それを渡した翌日、胸騒ぎを覚え、隠し通路を使って城へと出向い
たアリーチェは、出口で他国の軍人と遭遇する。彼に案内されるまま、母親たちの遺体と対面し、気を失ったアリーチェを、軍人は自国へと連れ帰り──。
2013年度コバルトノベル大賞一次落ちの作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-30 22:52:22
30184文字
会話率:37%
◆肘の故障がもとで、野球を手放さないといけなくなった。野球を教えてくれたのは、ひとつ年上の女の子。甲子園に行けない怜の代わりにずっと野球を続けていくはずだったのに、その約束も守れなくなった。側にいると苦しい。だから遠ざけようとしたのに、俺は
どうしても野球と怜に対する気持ちを断ち切れない。もう、手に入らないものをほしがることは辞めようと決めたはずなのに。
◇肘の故障がもとで野球をやめてしまった幼なじみ。久しぶりに再会した直は髪も伸びて大人っぽくなっていたけど、私の知る直とはちょっと違ってた。知らない間にできた距離。また野球を取り戻してほしいと思うけど、野球のことを会話に載せようとするたび、かげる表情に私は何も言えなくなる。ねえ、どうしたら野球をやっていた時みたいに笑ってくれるの?
(2008年度ノベル大賞三次落選作)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-12 00:40:51
36863文字
会話率:59%