「進藤歩くん、私の彼氏になってくれませんか?」ある日、話題の美少女転校生、天宮六花に告白される俺。え、なんで? よくよく話を聞いてみると、本物の彼氏彼女ではなくて、フリをしてほしいとのこと。その理由は、何度も告白されて困っているから。なる
ほど、納得だ。俺が美少女転校生に告白されるわけがないからな。これも人助けの一環と思い、俺は恋人のフリを引き受けることにした。翌日から俺と天宮のニセ恋人生活が始まるのだけど……いつも一緒にいようとしたり、なんでも尽くそうとしたり、甘い誘惑をしてきたり、天宮の恋人のフリはやたら本気だ。なんで? ただのフリだよな……? これは、両片想いの二人が繰り広げる甘い甘いラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 12:00:00
137046文字
会話率:51%
主人公は陰キャ、ヒロインたちも陰キャの日陰者ラブコメ……。
式守恭治はやや陰キャ寄りの平凡な男子生徒。
ある日の放課後、教室で告白の現場に出くわしてしまう。
トップカーストの男子〝天原遼〟が、地味子なクラス委員の〝萩月つぐみ〟に思いを告
げていたのだ。ところが萩月つぐみはその告白を断ってしまう。
――あろうことか『式守君と付き合っているので』と嘘をついて。
その後、恭治はつぐみにニセ恋人役を頼まれる。
放課後は引きこもり幼なじみの〝柊真名佳〟世話で忙しいため、学校にいる間だけという条件でニセ恋人を引き受けることに。
ニセ恋人を演じつつ、幼なじみとの時間も確保する、地味な二重生活の日々。
しかし、思春期の男子が、偽りの関係とはいえ女子と一緒に過ごしていて、何も変わらないはずがない。
恭治の微妙な変化の裏に、異性の影を感じた真名佳は、焦りからやがて積極的な行動に出る。
そう、保健室登校である。
地味子なクラス委員と引きこもり幼なじみが衝突するとき、恭治の選択は――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 23:56:45
96514文字
会話率:41%
ド田舎から都会の学校に進学した駿太(しゅんた)は中肉中背、顔面偏差値はふつう、成績は平均点などなど、何事においても平均値しか出すことのできない超没個性男子。モブキャラとして半端な青春を送っていた。
そんな駿太はある日、ゲーム売り場のギャル
ゲコーナーで年上のお姉さんから突然の告白を受ける。
「わたしの心が訴えてるの。君はまさに『理想の彼氏』だって……! だからお願い、わたしの『恋人』になって!」
戸惑いながらも、自分の人生にはじめて訪れた恋の兆しにどぎまぎする駿太。
しかし詳しく聞くと本当の恋人ではなく『ニセの恋人』になってほしいらしく――。
実は彼女は、重度のギャルゲオタクにして駿太が唯一はまったギャルゲのシナリオライター、一ノ瀬羽菜(いちのせ はな)。スランプのまっただ中だが、まるでギャルゲの主人公のように平均的で没個性な駿太に多大なインスピレーションを感じ、恋人としてデートすれば大いに執筆の参考になるのではないかと思わず声をかけたらしかった。
ぬか喜びした駿太は、しかし素晴らしいゲームを作ってくれた彼女に恩返しをしたいと思い、頼みを聞くことに。
道行く男たちが振りかえるほど美しく、そのうえシナリオライターとしての才能もある羽菜に駿太は『モブの自分なんかとは釣りあわない高嶺の花だ』と感じたものの、ニセ恋人としてデートを重ねるうちに彼女の朗らかで温かい人柄に惹かれていく。本気になってはいけないと自分を戒めるが、羽菜のほうも演技とは思えない素振りを見せるようになり……?
ギャルゲオタクのお姉さんとたっぷりいちゃいちゃ&甘えまくる、恋愛シミュレーションラブコメ!
※こちらの作品は『カクヨム』でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-18 19:03:00
94263文字
会話率:43%