難病で動くこともできず、食事も食べられない俺はただ死を待つだけだった。
次に生まれ変わったら元気な体に生まれ変わりたい。
そんな希望を持った俺は知らない世界の子どもの体に転生した。
見た目は浮浪者みたいだが、ある飲食店の店舗前
で倒れていたおかげで、店主であるバビットが助けてくれた。
そんなバビットの店の手伝いを始めながら、住み込みでの生活が始まった。
元気に走れる体。
食事を摂取できる体。
前世ではできなかったことを俺は堪能する。
そんな俺に対して、周囲の人達は優しかった。
みんなが俺を多才だと褒めてくれる。
その結果、俺を弟子にしたいと言ってくれるようにもなった。
何でも弟子としてギルドに登録させると、お互いに特典があって一石二鳥らしい。
ただ、俺は決められた仕事をするのではなく、たくさんの職業体験をしてから仕事を決めたかった。
そんな俺にはデイリークエストという謎の特典が付いていた。
それをクリアするとステータスポイントがもらえるらしい。
ステータスポイントを振り分けると、効率よく動けることがわかった。
よし、たくさん職業体験をしよう!
世界で爆発的に売れたVRMMO。
一般職、戦闘職、生産職の中から二つの職業を選べるシステム。
様々なスキルで冒険をするのもよし!
まったりスローライフをするのもよし!
できなかったお仕事ライフをするのもよし!
自由度が高いそのゲームはすぐに大ヒットとなった。
一方、職業体験で様々な職業別デイリークエストをクリアして最強になっていく主人公。
そんな主人公は爆発的にヒットしたVRMMOのNPCプレイヤーキャラクターだった。
なぜかNPCなのにプレイヤーだし、めちゃくちゃ強い。
あいつは何だと話題にならないはずがない。
当の本人はただただ職場体験をして、将来を悩むただの若者だった。
そんなことを知らない主人公の妹は、友達の勧めでゲームを始める。
最強で元気になった兄と前世の妹が繰り広げるファンタジー作品。
※スローライフベースの作品になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 08:02:16
203215文字
会話率:38%
ライトオタクの春日零(かすが・れい)は、周りの視線を気にすることもなく、仕事を定時で終割って帰宅し、いつもの日課でもあるネトゲのデイリークエストを消化していく毎日を送っていた。
ある日、いつものように仕事を定時で終え、帰ろうとすると、後輩の
女性社員である、湊明日香が追いかけてきた。
プロジェクトの納期がヤバいから助けて欲しい、というのが目的だったみたいだが、なんだかんだと食事をし、お酒を飲んでいるうちに、いい雰囲気になる。
しかし、日ごろの見慣れていないアルコールを摂取し過ぎたせいで、それ以上の関係に進むこともなく、二人とも寝入ってしまった。
夢の中で零は、女神を自称する少女に出会う。
少女は、ゲームのような世界で冒険してみないかと、誘い、キャラメイキングをすすめてくる。
言われるがままにキャラメイクを終えた零は再び意識を失い、目覚めたところは、「いかにも」なファンタジー世界だった。
夢か現実か?と疑う間もなく、零は一緒に召喚された二人と共に、領主の下へ連れて行かれ、そこで「この世界を救うために力を貸して欲しい」と頼まれる。
よくあるパターンだな、と零はおもっていたが、次に案内された場所でその考えを改める。
そこは、ファンタジーに合わない巨大な工場で、ファンタジーに喧嘩を売っているような巨大なメカが建造されていたのだ。
領主は、この機械……マギア・グレイヴを使って、世界を掌握しようとしている。
その事を知った零は自分がどうするか思い悩む。
世界がその領主のもとに統一されれば、争いは無くなる、という言葉には一理あると思うのだが……。
しかし、零が思い悩んでいる間にも、情勢は刻一刻と移り変わり、嫌が応にも世界の動乱へと巻き込まれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 11:30:48
93306文字
会話率:32%
高校2年生、式村春一はネットゲームであるMMORPG【Final Dragon】を愛するネトゲ廃人に片足を突っ込んだ陰キャである。
そんな彼が、ある日いつも通りデイリークエストをこなそうとしていると、初心者プレイヤーが高難度ダンジョンへと
向かうのを目撃。
心配になり様子を見に行くと、そこには女性プレイヤーが立ちつくし困っていることがみてとれた。
春一は彼女のダンジョンに来た理由を知り、攻略に協力することを提案するが......?
◆この物語は春一がネトゲを通しヒロインと仲を深めるお話です。
※【人物紹介】【Final Dragon】は読まなくても問題ありません。
※【とても重要なお願い!】
先が気になる!はやく更新してほしい!と思った方はブックマークや広告の下にある☆☆☆☆☆で評価してくださると、執筆のやる気があがり更新を頑張れます。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 12:08:03
68787文字
会話率:43%
結果の出る努力が好きな冬川(ふゆかわ)幸久(ゆきひさ)。彼の目の前に突然現れたデイリーミッションに戸惑いつつも、彼はクリアして報酬を手に入れていく。跳躍力が上がったり、分身出来るようになったり、植物を鑑定できるようになったり。そんなある日の
デイリーミッションの1つに、
「3時間走り続ける」
というものがあった。どうにか2時間と少しはっ知った彼だが、その途中で言い争う声を拾う。迷った末彼は途中だったミッションを捨て、女性を助けに行くことに。すると彼の前にはデイリーミッションではなく緊急ミッションなるものが現れて……
※感想、誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 22:00:00
10266文字
会話率:52%
これはシスコン底辺冒険者が最強へと至る英雄譚。
病気の妹の治療費を稼ぐために冒険者をしているエドワード・ノウエン。
しかし彼には冒険者の才能がなく、中堅パーティの荷物持ちとしてコキ使われることで辛うじて妹の薬代を稼ぐ生活をしていた。
「なんだ転移トラップか。これならお前に払う報酬が浮いてラッキーだぜ」
「なっ!? なんだよそれ!?」
トラップにかかったエドワードはメンバーに見捨てられ、ダンジョンのトラップで下層へと転移させられるも、そこで出会ったロリエルフに助けられた翌日……
──デイリークエストが更新されました。
「……なんだよこりゃ」
自分にしか聞こえない声と文章に導かれ、デイリークエストなるものを達成させることを強要される。
──デイリークエストを達成しました。
──以下の報酬をすべて受け取れます。
その報酬はエドワードを冒険者として成長させるものであり、彼はデイリークエストによってどんどんレベルを上げ、最強への道を駆け上がっていく。
「毎日やるの大変だからかウィークリークエストに変更できない?」
──了解しました。
「できるのかよ!」
やがてエドワードはたどり着いた最下層でダンジョンの存在するの真の理由を知ることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 12:17:09
290289文字
会話率:40%