義妹レジーナの策略によって顔に大火傷を負い、王太子との婚約が成らなかったクリスティナの元に、一匹の黒ヘビが訪れる。
「オレと契約したら、アンタの姿を元に戻してやる。その代わり、アンタの魂はオレのものだ」
クリスティナはヘビの言葉に頷いた。
いま、王太子の婚約相手は義妹のレジーナ。しかしクリスティナには、どうしても王太子妃になりたい理由があった。
ヘビとの契約で肌が治ったクリスティナは、義妹の婚約相手を誘惑するため、完璧に装いを整えて夜会に乗り込む。
「わたくし、今から義妹の婚約者を奪いにいきますわ!!」
クリスティナの思惑は成功するのか。凡愚と噂の王太子は、一体誰に味方するのか。レジーナの罪は裁かれるのか。
そしてクリスティナの魂は、どうなるの?
全部まとめて完結する、ちょっぴりダークな短編です。お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 11:11:47
11787文字
会話率:31%
そっくりな双子の妹リサは、なんでも私と同じにするのが好き。同じ服、同じ髪型。ついには同じ結婚相手に嫁ぐとまで言い出して──。私の嫁ぎ先は、"血濡れ大公"と噂のある王弟、大公ライオネル・ハーリッド殿下。突然の打診に、大公家
では受け入れてくれたけど、そこで思いもよらない展開が待っていた。
ちょっぴりダーク風味なファンタジー。作中、急展開あり。最後は安心のハピエンです、きっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 18:01:19
6110文字
会話率:22%
魔王との決戦を前に、最後の仲間も失った勇者の話です。
前作『有名なセリフで魔王に誘われついていくことにした勇者の話』の勇者がもう少し仲間への依存度が高かったら、というもしも話。こんな展開もあり得たかもなって感じのものです。多分救いはありませ
ん。
前作よりも身体欠損の描写が若干強めかもしれませんので念のため「R-15」タグつけさせていただいております。身体欠損、精神異常の表現があります。
固有名詞が一切出ない、ダーク風味なおつまみ小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 21:01:41
1914文字
会話率:25%
ぐっちゃぐちゃの関係。訳が分からない。今、どうなっているのか俺はどこにいるのかさえ、把握できていない。ここはきっと通常の世界じゃない。――それだけは理解できた。
最終更新:2017-08-23 00:41:18
8757文字
会話率:44%
いい年こいて、近所の廃墟に秘密の隠れ家を作り、サバイバルの真似事や様々な実験に興じる男。そんな彼がちょっとした実験の失敗で命を失い、転生した先は……。
前世にとり憑かれた卑小な存在と、歪な人生を送り道を踏み外す前に救われたものの歪んだ
欲望に身を焼かれ続けた挙句に愚かな失敗で命を失った記憶でしか無い男の、誕生の物語。
人外主人公によるピカレスク“風”ストーリー(になる予定)!
2017・05・05 改定により3-7を大幅に加筆したため3-8を追加。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-09 17:00:00
431178文字
会話率:25%
「もし、才能というものが可視化されたら、それはすごく、汚らしいものだと思うんだ」
巷で噂の「人を喰う人」の話。町城彼方は何を大げさなと他人事のように新聞を手にした。しかし夜道で彼方は背後から襲われる。まさしくそれは「喰人(ショクジン)」
だった。
喰人と人が織りなすダーク風味現代ファンタジーです。ダークはあくまで風味です。
当作品はtaskey様でも投稿を行なっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-05 17:12:47
12662文字
会話率:54%
歴史カテゴリ交流企画参加作品。
蠱毒を制するは……
父を失い、絶望にくれる少年は、ある日の邂逅をきっかけに奸雄としての産声を上げる。
果たして、その行く先は希望か、破滅か。
新説 三好長慶。
最終更新:2015-07-29 13:38:31
4437文字
会話率:37%
一~三章は魔法の原理、魔力の成分、構造、性質の謎を長い時間かけて地道に研究していくSF(サイエンスファンタジー)。仮定、実験、考察、検証、そして導き出される公式と数値。「魔法を科学する」という要素を執拗に掘り下げています。四章はSF(スタ
ンダードファンタジー)の皮を被ったナニカ。表だけ見るとファンタジーしてる勇敢な主人公なのに裏を見ると半笑いになる二面性。題名から察せられる通り主人公は開幕数話でくたばってノーライフ系の何がしかになりますが、だからといってダーク風味になる事もねーです。多分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-30 22:00:00
841134文字
会話率:28%
私はどうやら不幸らしい、自分では良く分からないけど、私の生い立ちを知った人はみんな口を揃えて言うのだから不幸なのだろう……
※ダーク風味です、ご注意下さい……
最終更新:2014-10-29 13:33:56
1647文字
会話率:6%
死んだ者の魂は、月に乗って死者の国へと運ばれる。故郷の港以外から月の船に乗り込む事は出来ないため、魂の宿った骨を故郷の海に沈めることは、世界各地を経巡る海の男たちにとっての悲願だった。ややダーク風味な中世ヨーロッパ風幻想譚。
◆本サイト「雨
の庭」からの転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-29 21:30:15
13847文字
会話率:35%