ユーラシア大陸で初めて、異界に繋がるダンジョンゲートが現れるようになってから100年。
人々もダンジョンの魔獣たちに対抗するように、ギフトと呼ばれる特殊な能力を身につけるように進化していた。
特殊能力は、人間の力を補強するもの、千里眼
を授けるもの、傷や病気を癒やすもの、空を飛べるもの、身体を固くするものなど、基本的に人を強くし、生存に役立つものが多いのだが、そんな能力の中にも問題のあるものが混ざっていた。
それが『人外系能力』だ。ギフトの中には、人間の外見すら変えてしまう能力が存在したのである。
獣人族。悪魔族。有翼人。精霊族。そういった人々は『人外』と呼ばれ、一般の人々の差別され、仕事には付けなくなり、犯罪に手を染めることによって、やがては迫害されるようになっていった。
この物語の主人公である府中翔馬も、多くの人から後ろ指をさされ迫害を受ける、スキル社会の被害者の一人だったのである。
今日も俯きながら帰る彼は、まだ、自分が何者かに見られていることを知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 07:49:00
100696文字
会話率:39%
5年前、突如出現した未知の大陸、「ウトピア」それと同時に世界各国に出現した「ダンジョン」
世界各国は混沌の渦に巻き込まれたが、ウトピアの軍事協力等もあって、平穏な日々が戻った。
世界は、「スキル社会」を導入し、日本にもその波がやってきた
。
主人公「金剛昇」は、無能と言われているスキル、「鍵」を持つ高校生。
彼は、ダンジョン探索の授業中、パーティから離れ、「安息の地」へと踏み入る。
そこで彼は、新たなる力を手に入れる……。
『その腕輪を君に託そう……使い方はいずれわかる筈さ』
昇は、様々なスキルを使えるようになる腕輪を手に入れ、ダンジョン探索をしつつ、現代社会に蔓延る陰謀を解き明かすのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 21:01:06
429083文字
会話率:50%
ふざけんなよ...
突然前触れもなく、俺は崖に落とされた。
周りには凶悪なモンスターがうじゃうじゃ湧いている。
いつまでも続くモンスター達の戦闘。
そんな弱肉強食の世界で、弱い俺が生きていけるはずもなく...
しかし、俺が誰にも見
つからない場所に隠れていると、ある声が頭の中で鳴り響いた。
〜スキル『魔法創造』を獲得しました。〜
いわゆる追放系ってやつです。書きたくなったので勢いで書きました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 15:12:47
22316文字
会話率:19%