俺は新嶋悠人、17歳。実に、不幸な人間である。バナナの皮でスッ転び、頭部強打で死亡してしまったのである。
そして、天界で会ったオタクの神様(ペルセウス)に異世界転生を提案され、俺は異世界で新たなる人生を歩み始めることになった。
しかし
、転生が終わるなり、まともな人生を歩めないことを俺は察した。
何と、俺は害虫の王ゴキブリになっていたのだ。神様曰く、進化ゲームの始まり、始まり~!らしい。ったく、何でそんなテンション高いんだよ。このキモオタが!(失礼)
そう。これは、そんな不幸な俺が進化をし、出会いをし、残念少女ら(例外あり)と共にて魔王討伐を目指す過酷な冒険物語である。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 13:10:12
502029文字
会話率:45%
このは中央国家モナルキーア、剣と魔法の入り乱れる王国。そこに1人の美女がいた。
名はデイジー・マリア・モナルキーア、現国王ジャード・ソフィー・モナルキーアの第三皇女である。彼女はその日、幼馴染みのエドモンドとその隊を少し連れて嫌気の指し
ていた城を抜け出してしまう。そこで2人は外の空気の清々しさを感じ、青の望月の美しさを見、かつてのクリスマスの日を思い出すのであった。
そして、次の日。昨日彼女の姿を目にした男達達100人近くもう一度その姿を見たいと城へと押し掛けてくる。騎士たちはその応対に追われるばかり。そんな騒動を収めるべく、彼女は自ら民衆の前へと現れた。
しかも、全三次の試験に全て合格した者に嫁ぎましょうと婚姻を募るのである。もちろんこの日集まった100人の中にその募りに飛び付かない者はいない。
そう。これはそんな男達が試験をしながら姫様との婚姻成立を目指す十二月末の小さな物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-28 00:21:58
5600文字
会話率:51%