読みやすくするために単話にました。
ローデンハイム王国のコンモドゥス王は不安だった。
混沌勢力からマータイル平原を堅守しても、弟のリキニウスに王座を奪われるのではないかと猜疑の中にあった。
リキニウスには『英雄』と呼ばれるギガ
テスがいて、その人気がコンモドゥスには疎ましかった。
そんな彼の前に現れたエルフのヘイミルは、国内の高名な勇士達を決闘させ、最後の一人を『英雄』に祭り上げ、リキニウスを牽制する策を、進言する。
マドッグ、レイチェル、ベルリオーズ、ブローデル、ボガート、ミュルダール、異世界人・白矢。
強さで国のために貢献していたはずの勇士たたによる『勇士決闘』がはじまる。
事情があって全話を先にアップしていますが、おそらく長くて大変だろうと思うので、単話版を上げます。
楽しんでいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 18:00:00
116891文字
会話率:25%
ローデンハイム国王コンモドゥスは不安だった。
混沌の軍勢を退けたというのに、弟のリキニウスに王座を奪われるのではないかと猜疑の中にあった。
何せリキニウスの配下には武勇で名をはす『英雄』として人気のギガテス伯がいる。
そんな
彼の前に現れたエルフのヘイミルは、国内の高名な勇士達を決闘させ、最後の一人を『英雄』に祭り上げる策を進言する。
『英雄』に目が眩んだコンモドゥスはそれを入れ、『勇士決闘』を宣言する。それはマドッグ、レイチェル、ベルリオーズ、ブローデル、ボガート、ミュルダール、異世界人・白矢と、名と功績のある者達を戦わせる行為だった。
こうして、多額の金と領地と『英雄』の名を懸けたサバイバルが始まる。
生き残り真の『英雄』となるのは誰か?
本格ダークファンタジーです。以前投稿したものを直して、完結させました。
シリアスでハードな内容ですが、楽しんでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 08:12:14
116910文字
会話率:25%
あなたは、ハヌマーンの四つの猿面から取り出した四色の脳味噌が奏でる、色とりどりの玄妙な味わいを知っているだろうか。
もちろん、ぼくは知っている。
ぼくの名は、ジフラール・クロロフィル。魔界の第35位を占める魔王ハーゲンティ閣下の料理人だ
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-15 04:58:27
8791文字
会話率:24%