戦神の加護を受ける【竜滅の聖女】セディラは、押し寄せるドラゴンの群れを次々に葬る力を持っていた。
しかし、それが原因で婚期を逃しているセディラ。実の妹のように可愛がっていた【慈愛の聖女】の婚約も決まり、自分には一生そんな機会も訪れないの
か……と思っていた、ある日の事だった。
突如セディラのもとに現れた黒髪の美青年は、こう言った。
「我はかつて、我が配下共々そなたに葬られし邪竜の王──ファヴニールだ。そして、聖女セディラに結婚を申し入れる者である!」
倒したはずの邪竜を名乗るイケメンから一方的に溺愛され、激しいアプローチを受け続ける日々。
そんな中『邪竜王と共に、各地の異変を解決せよ』と戦神に命じられたセディラは、ファヴニールと旅に出る事になり……。
「これではまるで、我とそなたの新婚旅行であるな! フハハハハッ!」
「そんなんじゃないから! 真面目にやりなさい!」
「我はいつでも真剣にセディラを愛しておるぞ?」
「そういう話でもないからね⁉︎」
すっかり旦那気取りの元ドラゴンと共に、セディラは恋と世界を巡る運命に立ち向かう。
(ただし、ファヴニールの新婚旅行気分は抜けないし、そのせいで周囲に婚約者だと勘違いされている)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 19:00:00
21704文字
会話率:28%
ある日、魔王軍幹部であるシオンは聖女であるグレースに襲われて敗北する。
敗北した彼女は聖女に連れ去られるのだが、待ち受けていたのは予想より斜め上なことばかり。
痴女な聖女の襲撃。
気弱な勇者の薄志。
変態な賢者の暴走。
鈍感な盗賊の誤解。
近眼な弓兵の失敗。
男色な戦士の愚行。
濃い面子が揃う勇者のパーティーに捕まってしまったシオンは果たして無事に魔族領へ帰れるのか……!!
「助けろ勇者!」
「大好きです!抱いてください!」
「ご、ごめん…。僕には何もできない」
「ハァハァハァ…。僕の桃源郷が目の前に……!!」
「最近の女性って凄いんすね」
「……??」
「こんな所で押っ始めないでよね!ヤるなら宿でやりなさい!」
………彼女の運命は(色んな意味で)どうなる!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-12 08:01:27
7316文字
会話率:22%
俺の家は、転勤族というやつで、色々なところに引っ越していたのであまり一つの町にいることは多くなかった。しかし、最近親のポジションが上がり、転勤が少ない部署に移ったので昔住んでいた町に引っ越すことになった。多分、これからは転勤はないとのこと。
母親には「これで、何も気にせず、勉強も恋愛もできるようになったんだからしっかりやりなさい!」っとそう言われた。俺は身勝手だとは思いつつ、初恋の人が居る町に住むことに期待をする。
俺は高校生になるある春の日、三年ぶりに帰ってきた町で思わぬ再会を果たす。
続くかどうかは反応次第です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-24 01:40:43
2614文字
会話率:34%
「ちょっと!わたくしの言うことが聞けないって言うの?!」頭に響く怒鳴り声か響いて来た。「いえ!そんな事は決してありません!」間髪入れず返事をする声に「なら、余計な事は、言わずにサッサとおやりなさい!」またさっきの声が響く。
「……」無言で先
輩を見つめると先輩は、フッっと笑って「我が社には、女王様も居るのよ!(^_-)-☆」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-08 15:00:00
2953文字
会話率:10%
「椎名絢人」は高校生になり風紀委員に入ることにした。
『彼女を助けられなかった——』
小学生のとき、何もしてあげることができず後悔した絢人は自分を変えて人を守れるように目指してきた。
昔と比べて人付き合いも上手くなり『人のために尽く
していこう!』と気合を入れ、学校での仕事を熱心にやることにした。しかし、同じクラスであり風紀委員の相方である「月島佳代」は『人付き合いは苦手! 仕事は面倒!』
全くの正反対な二人が学校の問題を解決していく……(のか?)
これは自分を変えた少年と自分が変わってしまった少女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-01 11:27:42
15717文字
会話率:42%
売れないアイドル、売れない歌手。事務所の方針で百合営業をやれと命じられた彼女たちは・・・!?ガールズラブ・百合小説です。
最終更新:2018-02-19 02:00:00
3996文字
会話率:42%