私のへりくつと経験のお話
今日も死ななかった人への明日へのヒントの一部になれたらいいなぁ
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最終更新:2024-09-20 22:58:06
2845文字
会話率:7%
「運命が決まっていて、変えられないとしてさ?」
「勇者でも魔王でも、魔法使いでも変えられないのかい」
「うん。そして、その運命が見えるとしたら……父さんはどうするの?」
「それはどんなものかな」
「例えば世界が滅ぶとか、自分が死んでしま
う運命とか」
「うーん……」
父は確かにこう答えたというのを覚えている。月の光が飽和するような夜に、一緒に散歩した時、私が父にそう問うた。数刻考えて父は返した。
「……なら、自分じゃない別の誰かに変えてもらうかな」
「何その答え……へりくつだ。おれ、変えられないって言ったのに……」
「ひひひ。上手い答えでしょう?」
「はあ。あきれる」
「おっ、反抗期かな?」
「……じゃあ、誰にも変えられない運命ってあると思う?」
「あるかもね。ただその時……」
「ただ?」
「変えられる運命もまた存在するだろう」
***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 16:30:00
46923文字
会話率:56%
へりくつで、ありえぬ空を夢にみる きみの手を取り見上げるだけの
最終更新:2022-02-09 13:00:00
415文字
会話率:0%
或(あ)る男が悪魔を魔界から召還したのですが、あんまり望み通りの悪魔ではなかったようです。
何せ、その悪魔はとても美しく、そして悪魔にしては少々ピュアでしたからね。
※本編:或る可哀想な男と悪魔の話、の裏話です。
本編を未読の方はぜひそち
らからお読みください。
全年齢対象なので、ホラーやお色気要素はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 22:18:01
4503文字
会話率:56%
知識の全ては雑学にあり。そんなのは無駄と一蹴され、一年の内に出来た友達などいなかった。いつも傍にいるのは妹だけ。雑知識はいつしか、屁理屈野郎と化した。こんな自分でもせっかくの学校生活で、青春を過ごしてみたい。そんな思いが何となくよぎりながら
の通学時、好みの足に出会った。
いい足に悪い奴はいない。そう思いながら話を始めた……それなのに、初対面でタメ口は無いだろう?
「やんのか、この野郎!」「野郎ですけど?」などと抵抗をしてしまった結果はあまりに衝撃的な出会いを生み出した。この出会い方から始まるのは青春か? あるいは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 03:16:58
50763文字
会話率:70%
学生の恋愛です1111
最終更新:2019-10-20 18:38:16
6904文字
会話率:52%
高校進学を機に一人暮らしを始めた俺。
部屋の窓を開けると、向かいのアパートに住む綺麗な大人のお姉さんの部屋の窓と向かい合わせになっていた。
少し変わったお姉さんと俺は、窓越しに会話をするのがいつしか日課になる。
最終更新:2019-04-11 21:03:31
5311文字
会話率:58%
真浦塚真也の『へりくつ』だらけの『エッセイ』
最終更新:2017-11-04 22:52:08
91314文字
会話率:25%
嫌いという感情はきっと巡り巡る負の連鎖
最終更新:2017-09-22 10:17:38
294文字
会話率:0%
【冬童話2017 季節廻る国の童話 参加作品】
ある国には、季節を司る四人の王女様がいました。
中でも、国で一番の美女である冬の王女様には、素敵な婚約者ができました。
だけど、冬の王女様は結婚したくないと、塔に閉じこもってしまって
……。
公式テーマでは、女王とされていましたが、
一つの国に四人の女王だと、まるで一夫多妻制のようだと思ったので、王女に変えております。
ご了承お願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-18 16:58:59
8745文字
会話率:40%
カリブの海は渋滞していた。あまりにも海賊が増えすぎてしまった所為だ。これを不思議に思った海賊少年ニコルは、船長のタバスコ・ダ・ガマに相談してみたが「下らない事を聞くな」と一喝されてしまう。
ニコルは船長を見限って、船一番の知恵者である『
狐』に増え続ける海賊船の謎を尋ねると、老いたる海賊『狐』は不思議なへりくつを話し始めた……
海賊が増殖するカリブの海にて語られる、少年海賊と老海賊の不可思議な掌編!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-30 01:00:00
6166文字
会話率:58%