それはとある王国。
馬鹿王子が婚約者である聖女に婚約破棄を突き付けた。
聖女はその場にいた隣国の王太子と共に隣国へ渡るが、それを気に王国は衰退の一途を辿る。
聖女を蔑ろにした結果滅びる国として周りから後ろ指をさされる中、とある少女が国境を越
えた。
少女の名はリノア・フードル。
美食家と言いながら食ってるものは魔物とか猛毒の類というものは気にせず、彼女は飢饉にあえぐ国民を見捨てられず、魔物飯の普及を決意する。
「芋がないならお肉を食べればいいじゃない!」
ザマァ要素は少ないです。
聖女テンプレのアンチテーゼみたいな内容ですが、聖女テンプレを否定しているわけではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 17:46:28
12733文字
会話率:21%
★ 邪神チートでついに始まる、悪役令嬢の闇落ちイベント。儚い恋の行方は――
お人好しな性格ゆえに、足を引っ張られて雲上から真っ逆さまに転落、ひきこもりライフを自由気ままに過ごしていた雪乃。
ある日、友人の京奈と行った怪しい神社の古井戸にの
み込まれ、そこで出会った神様との交渉の後、京奈のための乙女ゲーの世界に転送されてしまう。
悪役令嬢デゼルとして転生した雪乃は、闇の聖女の力を解放するための洗礼を受けた七歳の日に、前世(死んでない)の記憶を思い出し、七歳では理解できなかった、ゲーム的には無名の町人サイファの立ち居振る舞いに惚れ込むが、このままでは悪役令嬢の故郷は三年後には滅ぼされてしまう。
悪役令嬢は主役じゃないから、悲劇を回避できるような年齢設定になっていないのだ。
いくらゲームのシナリオを知っていたって、十歳になる前にこの流れを止めるなんてことができるのか――!?
何を隠そう、こんな展開、神様だって想定外。
悪役令嬢がよもや十歳で戦争の阻止に動くなんて思いもよらなかった神様の本命は、実は、京奈ではなく雪乃。
二万年前に主神と魔神、二柱の神が始めた賭けの決着をつけるべく、雪乃に白羽の矢が立てられたのだ。
だがしかし、お人好しな雪乃は故国の人々も敵国の人々も守ろうと、ナイトメアモードに突入してしまう。
神様は、一人の少女を徹底的に破壊し尽くす残酷物語になんてしたくないのに――
※ この作品は個人サイト「http://kazakiri.velvet.jp/kaza/dezel/」にも掲載(先行連載中)しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 16:07:19
287884文字
会話率:23%
いつも僕のことをイジメから庇ってくれる鬼部先生。今日【お父さんについての作文】の授業があったけど、僕には何も書くことが無い。だって僕は主役じゃないもの。汚い貧乏人。そう思っていたけれど――――
最終更新:2021-09-23 13:24:33
1574文字
会話率:38%
ある日俺はサブメインキャラになった。
主役は親友の翔。
どうやって物語を進めていくかは俺達の自由。
さぁ!どんな物語にしようか...
キーワード:
最終更新:2019-03-12 20:07:13
451文字
会話率:0%
自分は特別だと思っていた、子供の頃は。
前世の記憶と、精霊を見る事が出来る“眼”。
それは確かに特別だったけれど……。
近所に引っ越してきたのは同じく精霊を見る事が出来て、両親も有名な魔法使い。
しかも長身美形……だけど魔法は使えないとい
う、不思議体質のイケメン。
次に知り合ったのは、この国のお姫様と瓜二つという銀髪美少女。
……だけどどうしてか中身はおっさん。
自分のことを語りたがらない訳ありの凄腕剣士に、ただの精霊というには強力過ぎる能力を持った相棒。
……そんな連中に囲まれれば、自分が特別だなんて言えやしない。
これは、ちょっとだけ才能がある凡人が、特別な仲間達の冒険に巻き込まれる物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 18:20:15
166451文字
会話率:38%
小学校で野球部に入っていた矢部翔太(やべしょうた)は中学校でも野球部に入る。
努力しレギュラーになった翔太は初の公式戦で土壇場に追い込まると意外な才能を発揮する。
最終更新:2016-04-05 17:24:04
3987文字
会話率:33%
ダンジョン物。名前ありモンスターや人は登場しません。
最終更新:2014-05-05 07:00:00
5330文字
会話率:51%
俺の周りには物語の主役みたいな奴らがたくさんいる。そしてこの世界じゃあ彼らが活躍できる舞台も整っているらしい。
異世界から帰ってきた兄貴、怪物が現れてきた世界etc.そんな少し変わった世界でも『俺』は只の高校生だ。頼むから俺を平凡な一般人
で終わらせてくれ。しかし、この世界はそれを許してくれなさそうだ。
この物語は「主人公」ではあるが「主役」ではない俺――増岡遼のいわば「脇役譚」である。
※作者初投稿です。いろいろ至らないところはありますがよろしくおねがいします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-19 14:10:28
140941文字
会話率:63%