高校一年生の僕・前島環には、説明しがたい間柄の同級生がいる。
『カワイイ』より『美人』なその人の名前は、西町英梨。
僕は、同じ文芸部に所属する二年生・奥津くららに憧れている。
くらら先輩は、同じ二年生の幼なじみ・北守怜先輩とお互い思い合っ
ている。
そんな怜先輩に、西町さんは片思いをしている。
つまり僕と西町さんとの関係を正確にいうならこうなるわけだ。
好きな人の好きな人を好きな人。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 21:41:17
123198文字
会話率:29%
異世界には"種族"の区別がある。
バンパイア、天使、アンデットなどなど。
なら僕は一体何なのか。どこから来たのか、それとどうしてこの世に産まれてきたのか。
僕の髪は右半分が黒髪で左半分が白髪、左右の目が緑と赤。
背中には
天使の羽と悪魔の羽が付いている。つまり僕の外見は半分天使で半分悪魔。
僕は自分探しの旅に出た______________そして僕の考えを変えてくれる人に出会った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 00:33:09
5178文字
会話率:33%
僕は椎茸が食べられない。好き嫌いの問題ではなく、体が受け付けないのだ。それなのにお母さんは僕に何とかして椎茸を食べさせようとする。O県人のお母さんにとって椎茸を食べられないことすなわち悪なのだ。こうして僕はお母さんと椎茸を食べる食べないの
戦いの毎日を送っている。
新社会人となって社会に出た僕はだけど世の中には好き嫌いにあふれていることを知った。みんな何かしらの好きと嫌いを抱えて生きている。それが普通の生き方だ。つまり僕が椎茸を食べられなくても何の問題もない。僕は成長したのだ。
だけどここまで来るのは並大抵の苦労じゃなかった。お母さんの椎茸食べろ攻撃はすさまじかった。生きてこれたのは奇跡のようなものだ。その奇跡をもたらせてくれたのは彼女ちゃんだ。隣の家の子で幼馴染である彼女ちゃんはずっと僕を助けてくれた。うちの椎茸だらけの食事が食べられなくてお腹を空かせている僕にご飯を食べさせてくれた。戦う知恵と勇気を授けてくれた。彼女ちゃんがいなければ僕はとうに餓死していたはずだ。
僕には仲間がいた。なついてくる妹ちゃん。温かく見守ってくれる先輩や友人たち。そんな仲間とともに僕は成長することができた。だがしかし、僕は椎茸を食べられるようになるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 00:00:00
182226文字
会話率:51%
★★★★★富士見ファンタジア文庫より書籍発売(イラスト:大槍葦人先生)★★★★★
★★★★★電撃大王よりコミカライズ(作画:長月みそか先生)★★★★★
「人には等しく、8枠の天賦《スキル》ホルダーがある。【腕力強化】のような1枠ならよいが
、レアなスキルは4枠や5枠、あるいは8枠すべてを使ってしまうでのう」
天賦珠玉《スキルオーブ》が発掘されるオーブ鉱山で、ヒンガ老人は僕にそう語った。
だけど僕ら「奴隷」は契約魔術でスキルを取得できず、奴隷に未来なんてものはなかった。
それは運命の日。
鉱山を所有する貴族——つまり僕らの「主」がオーブ鉱山に視察に来た。
地震によって崩落する天井。貴族の脳天に直撃する岩塊。
貴族の死。
瞬間、僕らの契約魔術が消える。
目端の利いた奴隷は走った。スキルオーブが格納されている倉庫に。そしてレアなスキルを取り込むと、目を疑うような能力や魔法によって警備兵を薙ぎ倒し、鉱山から飛び出していく。
暴動だ。
出遅れた僕に拾えるオーブはなかった
——終わった。僕はまた奴隷戻りだ。
絶望したときに見たのは、「あり得ないスキルオーブ」だった。
ホルダー「10枠」を使う【森羅万象】《ワールド・ルーラー》。
使える人間がいないことから研究者以外、興味を持たれない、規格外のスキルオーブ。
だけれど僕は、【森羅万象】を取り込むことができた——なぜか?
それは僕が「転生者」だったから。
僕には一般人の8枠+8枠、「合計16枠」ものスキルホルダーがあったから。
鉱山は包囲され、出口は1か所。僕の手には謎のスキル【森羅万象】。
さあ、どうする——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 18:00:00
1238138文字
会話率:43%
百年前、例の「転移事件」により、一部の人間は霊力が目覚め、その中に霊力の強い人々が霊能者一族という秘密組織を作り出した。
霊能者一族に生まれた僕―― 二宮 朔夜(にのみや さくや)は、霊力が一切なく、常にいじめられ、屈辱を受け続けていた
…。
西暦2047年、つまり僕が高校を卒業した年。母が急に行方不明となり、内情を知った父は何も教えてくれなかった。そこで、一族に捨てられた僕は歪んだ家から逃げ出した。身の置き所がなくなり、一人でスラム街に隠れ、街を彷徨って居場所を求めることになってしまった。
あれからおよそ一年――
借りた狭いアパートに住んでいる僕は、ある日ドアを開けたら…
「兄、さん?」
突然一人の少女が訪れた。
確か、僕には妹がいないはずだが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 17:54:25
102480文字
会話率:39%
近未来、オンラインVRゲームの世界では、人工知能のキャラクターが当たり前のように存在していた。
アンタレスONLINEと言うVRゲームに挑んだラヴィアンローズ、つまり僕。ちょっとだけオネェな僕は、なっ、なんと、環境変化型高位人工知能キャ
ラの美少女リサに一目惚れしてしまいました!
だけどそれが事件の始まり。次第に人のように振る舞いだすリサが、僕の頭脳を完全コピーしちゃったんだ。
見切り発車で始まったしまった電脳の世界、そこに引き摺り込まれて人工知能にされてしまった僕ってさ、どうやら元人だって事がバレてしまって……
アルファポリスの方にも同じ内容で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 13:00:00
747069文字
会話率:48%
大学三回生。同じサークルの友人と彼女。
どこにでもありそうな普通の大学生活。
そんな、なにもなさそうだけど、人並みにはなにかある、そんな物語。
大学時代の怠惰と哀愁と青春のお話。
最終更新:2018-10-02 00:05:46
729文字
会話率:17%
「僕は全知の賢者だ。だからこの世のありとあらゆるものを知識として持っているが、しかし賢なる僕でも知らないことはある。それはすなわち経験なのだよ。僕は無数の経験を経て、机上の賢者から真なる賢者へと変わることができるのだ。つまり僕が何を言いたい
かと言うと……」
「女性経験のない僕だが、なんとかして女の子と付き合っておっぱいを揉みたい。そういうことだろ?」
「ふむ、半分正解で半分間違っている。僕がおっぱいを揉みたいのはつまり経験を積みたいからであって……」
「揉みたいだけだろ」
「いやだから……」
こんな感じの小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 10:05:41
3918文字
会話率:79%
全知全能といわれる神様でも失敗することはあるらしい。これまでの僕の存在はエラーにしか過ぎず、これから僕が辿る全てが本来在るべき姿だと神様は告げた。つまり僕の異世界転生は現世への帰還みたいなものだ。さて、せっかく異世界転生モノの主人公をやるん
だからと、僕――御影(みかげ) 唯人(ゆいと)は俺TUEEE要素を密かに期待するのだった。果たして現実そう上手く事が運ぶのだろうか。そうして、夢や希望のある、いやいや待て待て、どちらかといえば不安要素しかない異世界転生物語がスタートした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-20 01:15:07
2517文字
会話率:44%
とある街で、過酷なイジメに絶望した2人の男女がいた。
彼らは、自殺する際に、最後のあがきとして電波ジャックを利用した壮大な復讐劇に打って出る。
その復讐劇は彼が行った電波ジャックによる生放送で自殺する事により、大成功?の内に幕が下りる。
い
や、上がったというべきか?
それはともかく。
その際に彼らが溜め込んだ憎悪の塊が、世界を動かす根幹に関わるため、それを防ぐ目的手神々が動いた。
その結果。
彼と彼女は、異世界『エジャプルス』に転生する事になる。
彼『武蔵出雲』。男の娘。享年18歳。
は、そのどこからどう見ても女の子にしか見えない容姿のため、転生時に女性となってしまい、さらに、神々にオモチャにされたため、その容姿がその世界において、10指に入るほどの美貌を手に入れる。
彼女『藤堂和泉』。女。享年18歳。
は、彼とまた異世界で同じ年齢で再会するため、転生時に神にお願いをし、その願いが受け入れられる。
そして時は流れ、2人は、『聖女姫』という神職では最高位の職業に就き、再会を果たすのだった。
その陰では、かつて2人をイジメていた面々が、2人の魂に引かれて同じ世界に、(一部は違うが)同じ時代に転生を果たしていた。
そして、楽しく異世界を満喫している2人は、異世界にやってきた元クラスメイト達と再会していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-22 00:00:00
241968文字
会話率:13%
僕の街。僕が生まれ、僕が雨を知り、雪を知って、空の青さを一番多く見た街。初めから、今の瞬間もずっと僕にへばりついた薫りや感情も、すべて教えてくれた街。僕が暮らすこの街の名は「くらげ町」と呼ぶ。正確に漢字にしてみると、「暗気町」と書く。くらげ
町には、いつも海が隣り合わせになってあった。僕が生まれた頃から、あの海はあの海のままだった。僕の街。僕が母を知り、言葉を知り、子宮の中を忘れた街。つまり僕の故郷を、説明するとそんな街だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-17 00:00:00
31540文字
会話率:44%
もし世界が視覚的なものだとすれば、その目を通して見た世界とは、個々に一つずつ存在する数多ある世界の内のたった一つにしかすぎない。
見えるものは見えないものにはならないし、見えないものは見えるものにならない。その間にどれ程の差があろうと、
たった二つの眼球ではそれを知るよしもないのだ。
つまり僕ら人間は、何一つ分かち合えない。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2014-10-05 03:48:27
1095文字
会話率:24%
つまり僕の言いたいのは、そういうことなんだ。
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最終更新:2011-01-17 01:00:00
411文字
会話率:0%
突然僕の部屋にやってきた少女、つまり僕の従兄妹はいつもと雰囲気が違っていた。
最終更新:2010-10-24 23:40:03
1616文字
会話率:29%
作者の体験談。男性とぶつかってから、とんでもないことになります。
最終更新:2007-06-08 00:27:46
3673文字
会話率:5%