突然家を追い出された侯爵令嬢ミーリアと婚約者の公爵令息マクベスのすれ違う恋愛事情。
最終更新:2021-07-22 20:13:31
28581文字
会話率:32%
新社会人になったばかりの恋愛体質の男の子が、勤務先の百貨店で初めて好きになったのは、ワーカ・ホリック気味の同期入社の女の子だった……?
多忙を極める百貨店勤務の二人の、時に慈しみあい、時にすれ違う恋愛模様を描く、令和時代のオフィスラブを描く
短編恋愛小説です。
※この小説は、自作『この悲しみが愛に変わるとき』のスピンオフ小説です。
https://ncode.syosetu.com/n7194gz/
※この作品はこちらにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16816452220617379617折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 01:38:03
22928文字
会話率:28%
いや、実際は深くは眠れていない。ずっと寝不足の状態なのは、軍の団長ハリアを近衛兵団に戻した頃からだ。
(ティアとの仲を取り持ったのは、この俺だと言うのに……)
何度も二人、馬に乗って出掛けていく姿を見掛けていた。そんな時はいつも、ハリア
はティアを前に乗せ、大切そうにその両腕で包み込みながら、馬を操っている。
そして、その二人の姿を。ずっとずっと、真っ直ぐに伸びる道の先に消えるまで見送ると、リンドバルクは自室へと戻り、ベッドに倒れ込む。
眠気はやってくるが、寝つきはしない。いつまで経っても焦点の合わない天井をぼうっと眺める。
二人が戻るまでの気が遠くなりそうな時間を、そうやって過ごすうち、夜も眠れなくなってしまった。
夜の帳が下りる。目を瞑る。すると、ティアの笑顔が。
(いつか、気がふれるのかもな)
早くそうなって欲しい気もするし、一国の国主がそのようではと、自分を諌めてみたりする。
✳︎✳︎✳︎
「女盗賊ミランと盗賊団の黒蛇」のリの国国主リンドバルクと血の繋がらない妹、翼人(つばさびと)のティアの話です。どうしてもハッピーエンドにしたくて書いてみました。読んで頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-04 14:51:55
6184文字
会話率:43%
主人公、海斗は教え子、伊吹が好きだった。しかし、思いを告げることはなく、転勤の話が出ても伝えられずにいた。伊吹は、海斗にべったりだったが、転勤を知らない。素直じゃない伊吹とぼんやりしている海斗のすれ違う恋愛。
最終更新:2015-07-17 09:57:22
25460文字
会話率:42%