「お前らいい加減にしろよ! 俺は魔剣技師で何でも屋じゃねぇし、ここは工房で、食事処じゃねーんだよッ!!」
日本人だった前世の記憶を持ってこの世界に生まれた主人公バッカス。
彼は子供の頃に神が振るう神剣と呼ばれる武器を見た。
それ以来
、彼は神剣に憧れそれに迫る魔剣を造ることを夢に、魔術と魔導技術の世界へと足を踏み入れた。
そして現在――24歳のバッカスは、酒好きの多い町ケミノーサで魔剣の研究をする片手間に、日用品の魔導具を造ったり魔術士として何でも屋を手伝ったり昼行灯として食事をしたり酒を呑んだりしながら生活している。
魔剣だけ造っててもお金にならないので仕方が無い。
神剣にこだわり続けてても生きてはいけないから他のモノも造る。
いつかは神剣に迫る魔剣を造りたいがそれはそれ。
魔剣技師バッカスは好き勝手生きている。
酒を呑むのは好きだし、食事も大好き。料理そのものは趣味ながらプロの域。
何でも屋としても腕利きで、魔術士として戦闘するのもお手の物。
気づけば餌付けしてしまっていた友人知人に囲まれて、魔術の腕前頼りにやたら厄介事が舞い込んでくる気がするけど気にしない。
口は悪いがお人好しのバッカスは、喰って呑んで魔剣を造って、時々舞い込む厄介事に手を貸して、ちょっぴり女難の相に悪さをされながら、日々の生活を営んでいる。
冒険控えめ、食事は多め、時々バトルな、スローライフ気味異世界生活を送るバッカスの雑記帳。
これは――強き芯を抱く者たちの幻想譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 20:30:47
585313文字
会話率:45%
※火葬戦記モノですので、残酷・理不尽・微エロ描写があります。要注意してくださいませ……。
世界中が巻き込まれた世界大戦から早10年。世界は、再び戦禍に巻き込まれようとしていた。ただし、それは誰も予想だにしない国から始まる。
東洋の
島国「日本」。目覚ましい発展と民主化により、欧米に准ずるようになって来たこの国をその国は意図も容易く蹂躙して見せた。小国と言えど「列強」に名を連ねる国の陥落と言う事実を当初、誰もが理解出来なかった。できる筈も無かった。何せ、日本は日本によって蹂躙されたのだから……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-19 00:00:00
350182文字
会話率:49%
大災厄から2千年の月日が流れた…。
人々は楽園を追われ安住の地を求め彷徨い、そして訪れた新天地を新たな安住の地と定めた。
しかし、今は昔の話。
人々は、楽園を取り戻そうと動き出す…。
彼は、行く。それを見守り、監視するために……。
最終更新:2017-02-01 00:00:00
1166文字
会話率:34%
次回、『時計仕掛けのマタニティブルー』
◆◇◆◇◆
主人公は《盥(タライ)の錬金術師》、雄二。
彼の能力は“任意の場所に金ダライを落下させる事”だった。
そんな彼は後に『無から有を生み出す者』として追われる事になってしまう。
悲しい運命とその称号、王の幸運《サダルメリク》なる金ダライ(本人命名)を振りかざして彼はどこまで飛び立つのだろうか? 《能力者》の学園、隔離されし孤島《サン・アイランド》での戦いが今、快音と共に幕開ける!!
気紛れでお送りする真面目系ギャグバトルストーリー、更新は不定期でネタが思いつき次第と成ります。主連載が優先されますが故にご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-27 08:00:00
17152文字
会話率:44%
これは、俺の親友とその彼女の話。
……とりあえず、俺が2人に言いたいのは、一言だけだ。
最終更新:2011-11-08 04:42:11
2858文字
会話率:44%