僕、渡辺一馬は昔から空想が得意だった。小さいころから孤独で、友達も遊び場も頭の中。当然人間関係はうまくいかず、高校に入学してからはいじめのターゲットに。
実行委員を押し付けられ、イラつきながら帰宅した一馬が「高校なんて早く出て大人になりたい
」、そう思案した途端、今日も頭の中の天使と悪魔が討論を始めるのであった。
『いやいや、そんなことないって。むしろ大人の方が頭が凝り固まって柔軟な対応なんてできねーの! 老が言って知ってる?』
『こんな戯言に耳を傾けてはいけません。あなたの言う通り大人というのは心の豊かな人のことなのです。つまりあなたは学校の中でも特に心が豊かなのです。周りの人間はまだ心が育ち切っていないのです。寛大な心で許してあげましょう』
『聞いた? 心が豊かな奴が大人なんだってさ。ってことは社会に出ても心は貧しいままの子どもがいっぱいいるってことだぜ。だりーよな』
彼女たちはいつもそうだった。
二人は何か解決策をくれるわけではなく、言い争いを繰り広げるだけ。
いわば頭の中の雑音出る。
つらい高校生活で我慢の限界に達した一馬を見かねて、天使はこういった。
「やられっぱなしは美徳ではありません。あなたの人生を変えていきましょう」と。
そして翌日、二年四組には二人の転校生が舞い降りたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 13:00:00
4148文字
会話率:52%
何処かを漂う1人の青年
そんなとき神に出会った青年は異世界を旅することになる
神はチート力くれないらしい、これから一体どうすればいいんだろうかと悩む
だが世界を超える者は特別な力に目覚めるらしい
これははなかなかのいい感じの力に目覚めた青年
が面倒ごとに巻き込まれながらも持ち前の幸運とチート能力で異世界を楽しもうとする物語である
あんなことが待ち受けてるとは知らずに...
「いや、そんなことないから」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-02 12:00:00
27809文字
会話率:39%
敵国に嫁がされる、末の姫。はたから信用してない王子。いびる魔法使い。姫を嫌う従者。どん底から這い上がるような気がする、シンデレラストーリー、になる予定。
最終更新:2010-10-10 00:50:51
6208文字
会話率:20%