エバレットの凶報を受け取った王太后。 その事実に愕然としながらも、事後の処置を進めざるを得ない。 それが、国母としての『責務』であった。
罪を認識し、その罪の罰を甘んじて受ける覚悟の元に、行動を開始する、
王太后として。 エバレットの愛
したこの国は…… この国だけは、護らねばならないと、そう心に決めて。
” 公爵令嬢エバレットの、『最後の挨拶』 ” の 「その後」の物語。 シリアス、バッドエンド耐性の無い方は、ブラウザバック宜しくお願いします。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 01:41:48
7699文字
会話率:44%
──勇者のもたらした平和は、後の世の罪──
アースヴァルド大陸。
かつてそこは、神々と命が住まう楽園だった。
しかし、突如発生した異形の怪物たちが、大陸全土を巻き込む戦乱を巻き起こした。
永遠に続くと思われた戦は、しかして神に選ばれ、異界
から転生召喚された「勇者」の主導により、団結した神々と命の手によって終結し、大陸に平和がもたらされた。
時は流れ──2万年後。
エルフの王国、「エルフリュレ王国」が、突如として侵攻を始めたオークの国「ヴァルカン公国」に滅ぼされる。
エルフの姫「ヒノワ」はオークの国に捕らえられ、そして世界の、自分たちの歪んだ歴史を知ることとなる。
オークの長「ヴァルカン」は言った。
ヒノワに、この歪みを正してほしい、と。
幼いエルフの姫の冒険が、こうして始まった。
これは異世界転生物語によって変わってしまった異世界の「その後」の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 09:23:30
180912文字
会話率:29%
少し変わった小国・レガート皇国で、ぶじに皇国楽士団の歌い手となったエウルナリアの「その後」の物語。
16歳の春。歌姫として大舞台での独唱を成し遂げた彼女に訪れたのは予期せぬ波乱の影でした。それは、彼女自身も皇国をも巻き込む形で膨れ上が
ってゆきます。
大好きな人と一緒に音楽を奏でていたい、その気持ちをどこまで貫けるのか。
父と約束した、《婚約者の正式な選定》は卒業のとき。それまでとそれから。エウルナリアはどんな未来を選ぶのでしょう。
しかし、当面は婚約者どころではないのでは……? そんなお話、第二幕です。
(*学園での生活よりも、他国での旅や陰謀に巻き込まれたりと大変そうです。ほぼほぼハイファンタジーかもしれません。まったくそんな要素のない全年齢対象の第一幕はこちら↓
https://ncode.syosetu.com/n5817ff/)
(*転移、転生、魔法や悪役令嬢といった概念は一切登場しません)
作中のサブタイトルに※があるものには鉛筆による挿し絵があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 10:07:39
473252文字
会話率:32%