平和は俺達にとって生き難い世の中だ・・でも、そんな日常は幸せに溢れていた。
そこは俺にとって、ただ一つの帰る場所だった。
だがそこは、俺のような屑が、居て良い場所ではない。
本当は、分かっていたんだ、俺に逃げ場なんて無いって。
それでも・・
・愚かで、惨めな俺は・・・まだ其処にいた、人殺しである事を隠して折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-02 21:04:34
50411文字
会話率:44%
青年画家は、この絵を描くことでトラウマから逃れられた、と感じた。
彼は、その後、”破船”をモチーフに、滅びゆく物への挽歌・哀愁を長く描くこととなる。戦争絵画も、原爆と破船のフォルムとして表現している。80才を過ぎた今も、精力的に描き続け、作
品は、ゆうに1,000点を超えた。しかし、反戦絵画として人の死を描いたのは、後にも先にもこの一枚だけである。
この一枚の絵は、未だどこにも発表しないまま、今も、アトリエの奥に眠っている。
画家本間龍松の絵画の原体験、横浜大空襲を描いた作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-12 09:57:06
5024文字
会話率:14%
気付けば夕暮れに染まる校庭に、一人たたずんでいた女学生、真菜月みする。
彼女はそこで一人の青年に出会う。
最終更新:2010-08-28 02:20:27
93870文字
会話率:28%
666匹の存在してはいけない魔物「闇魔」が世界に放たれた。
彼らを在るべき場所に還す「闇狩主」の役目を担う少女・汀。
汀をサポートする「護り人」兼ツッコミ兼幼馴染の禅箭。
2本の尾を持つ謎の狼・都。
彼女達の戦いが終わるのはいつの日か。
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最終更新:2010-02-16 13:27:08
59105文字
会話率:40%
「僕」とトランペット吹きのパンダの話
最終更新:2009-08-07 23:22:50
1621文字
会話率:10%
時は仮想19世紀。場所はヨーロッパの薄汚れたスラム街。それは、一人の少年が出逢った物語。祖父から託された古びた人形と共に、そっと始まった、哀悼歌。
最終更新:2008-12-28 21:08:35
3364文字
会話率:10%
やっぱり横着はいけません。でも人間は横着者なんです。
最終更新:2007-12-29 16:49:20
1821文字
会話率:15%