あるところに、春・夏・秋・冬、それぞれの季節を司る女王様がおりました。
女王様たちは決められた期間、交替で塔に住むことになっています。
そうすることで、その国にその女王様の季節が訪れるのです。
ところがある時、いつまで経っても
冬が終わらなくなりました。
冬の女王様が塔に入ったままなのです。
辺り一面雪に覆われ、このままではいずれ食べる物も尽きてしまいます。
困った王様はお触れを出しました。
*
冬の女王を春の女王と交替させた者には好きな褒美を取らせよう。
ただし、冬の女王が次に廻って来られなくなる方法は認めない。
季節を廻らせることを妨げてはならない。
*
何故冬の女王様は塔を離れないのでしょうか。
何故春の女王様は塔に訪れないのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-05 01:13:43
3593文字
会話率:26%
初投稿です。冬の童話祭のテーマに興味をひかれたので書いてみました。
あるところに、春・夏・秋・冬、それぞれの季節を司る女王様がおりました。
女王様たちは決められた期間、交替で塔に住むことになっています。
そうすることで、その国にその女王様
の季節が訪れるのです。
ところがある時、いつまで経っても冬が終わらなくなりました。
冬の女王様が塔に入ったままなのです。
辺り一面雪に覆われ、このままではいずれ食べる物も尽きてしまいます。
困った王様はお触れを出しました。
冬の女王を春の女王と交替させた者には好きな褒美を取らせよう。
ただし、冬の女王が次に廻って来られなくなる方法は認めない。
季節を廻らせることを妨げてはならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-04 22:36:46
3912文字
会話率:19%
冬の女王様は冬の魔女により、重く苦しい病にかかってしまいました。
その病を少しで遅らせようと、ずっと塔にこもっています。
病が治ることを願い、甲斐甲斐しく世話をする、世話係のアイ。
そんなアイを不器用に心配する騎士のシン。
そして、優しく
微笑む春の女王様。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-04 22:26:06
7575文字
会話率:21%
テーマ「季節巡る国の童話」……あるところに、春・夏・秋・冬、それぞれの季節を司る女王様がおりました。女王様たちは決められた期間、交替で塔に住むことになっています。そうすることで、その国にその女王様の季節が訪れるのです。
ところがある時、
いつまで経っても冬が終わらなくなりました。冬の女王様が塔に入ったままなのです。辺り一面雪に覆われ、このままではいずれ食べるものも尽きてしまいます。
困った王様はお触れを出しました。
『冬の女王と春の女王を交替させたものには好きな褒美を取らせよう。
ただし、冬の女王が次に廻って来られなくなる方法は認めない。
季節を廻らせることを妨げてはならない。』――【公式プロローグ】
【冬の童話祭り2017:参加作品】 数多くいらっしゃる紡ぎ手の一人として企画に参加させていただきます。公式プロローグ以下内容は自由とのことです。
ここでは冬の女王様のために見習い魔女が頑張るお話となっております。連載ですが短いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-04 22:02:11
16678文字
会話率:40%
ある国には季節を巡らす四人の女王様がいました。彼女たちはかわりばんこに塔に入って春夏秋冬を廻しています。しかし、あるとき冬の女王様は塔から出て来なくなってしまいました。
王様はお触れを出し、様々な人が彼女を塔から出そうとしますが誰も冬の女王
様を出すことは出来ません。
皆が諦めてしまったそんなころ、やってきたのは一人の青年でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-04 13:49:53
5255文字
会話率:40%
四人の女王様によって季節が廻る国で起こったとても悲しい出来事
冬の女王様が男の子を亡くしてしまい、お姫様と共にとても悲しんでいたのです
そんな冬を終わらせたのは女王様を慕う人々と冬の王子様の雪だるまでした
冬の童話祭2017参加作品
最終更新:2016-12-04 12:25:31
3410文字
会話率:9%
あるところに、春・夏・秋・冬、それぞれの季節を司る女王様がおりました。
女王様たちは決められた期間交替で塔に住むことになっています。
そうすることで、その国にその女王様の季節が訪れるのです。
ところがある時、いつまで経っても冬が終わ
らなくなりました。
冬の女王様が塔に入ったままなのです。
辺り一面雪に覆われ、このままではいずれ食べる物も尽きてしまいます。
困った王様はお触れを出しました。
冬の女王を春の女王と交替させた者には好きな褒美を取らせよう。
ただし、冬の女王が次に廻って来られなくなる方法は認めない。
季節を廻らせることを妨げてはならない。
冬の女王様は困ってしまいます。
「困ったわ……このままでは冬が終わらないことを私(わたくし)のせいにされてしまいますわ……」
冬の女王様は、このままではダメだと一大決心をいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-03 18:00:00
4612文字
会話率:34%
あるところに、四季をつかさどる女王さまが代わる代わる塔へと住まうことで季節が巡る国がありました。
しかし、今年は春が訪れません。
冬の女王がいつまで経っても、塔から出てこないのです。
――覚えていてください。忘れないでください。知
ってください。
冬のように寒くて、雪のように冷たいことを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-03 13:00:00
3057文字
会話率:13%
一人の優しい子どもと、冬の女王様の静かな世界の昔話。
最終更新:2016-12-02 01:09:24
3025文字
会話率:25%
代々、四季の女王様が塔に住むことによってら四季がもたらされる国がありました。しかし、冬の女王様が閉じ籠ったことによって、冬の季節が長引いてしまいます。王様から『季節の巡りを邪魔しないように、傷つけないように冬の女王様を出すこと。成功したも
のには褒美を出す』とお触れが出ますが、女王様の力により追い払われていきます。次第に女王様を恐れ、塔に近づかなくなります。
――三年後、四季の塔に在る人物が潜入します。その人物は世間を騒がす正義の義賊ヘリワードでした。ヘリワードは女王様を悪い人物だと思ってましたが、冬の女王様は純粋で利口な少女でした。何故、塔に閉じ籠っているのか、冬が長引いたのか。知るためにヘリワードは、笑わない冬の女王様との交流をし始めるのです。
※冬童話のプロローグを元に書いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-01 15:52:03
27408文字
会話率:44%